飯島愛さんのこと
飯島愛さんの死因は肺炎(産経新聞) - Yahoo!ニュース
昔、ある情報バラエティー番組で、筆跡によって人の性格を判断するグラフォロジーを紹介したことがあった。梨花らが「素直」大竹まことらが「だまされやすい」などと評される中、ただひとり「天性の嘘つき」と言える才能の持ち主がいる、ということで紹介されたのが飯島愛さんだった。大竹が「そういえば、お前と飯食いに行くといっつも『お財布忘れちゃったぁ』っていうよな!」などと攻撃、スタジオは大いに盛り上がったものだった。
私がこれを覚えているのは他でもない。飯島愛さんの書いた字が私の字とよく似ていたからだ。
字の特徴として指摘されたのは、思考に柔軟性と相手の心を読む鋭さを備えていて、嘘をつくのも見破るのも上手いということだった。
私が嘘つきかどうかは読者の判断にお任せするが、飯島愛さんに関してはなるほどと思えなくもない。鋭いといっても快刀乱麻を断つのではなく、何気ないやり取りを続けながらも相手の急所を正確に見抜くような鋭さで、実際にそこをついてくることは必ずしも多くなかったが、そこまでしなくても、相手が勝ち目のなさを悟ってあきらめてしまうような、鞘の内に勝負を決してしまうようなところがあった。
だが、一方でそういった鋭さは彼女の人生のどこか不幸な影の原因でもあったように思う。嘘を見抜くからこそ真実(のように見えるもの)を信用できない逆説。『プラトニック・セックス』について本当のことを隠さず書いたと言ったときの暗い表情は、意図せずして嘘をついてしまっているのではないかという不安、真実というものとそれを本当のことと思う自分自身を信頼できない苦しみを現していたのではないかと思う。
また、頑丈そうな石橋を叩けば叩くほど不安が募り、むしろ脆いと分かっているボロ橋を渡ることに安心感を覚える、そんなところもあったのではないか。
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by tyogonou | 2009-02-06 01:05 | Trackback | Comments(0)
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