「中川大臣酩酊してませんか」 会見出席記者なぜ質問しない
J-CASTニュース : 「中川大臣酩酊してませんか」 会見出席記者なぜ質問しない
<中川財務相>何度も酒に飲まれ失態
では、なぜ会見で記者たちは、中川財務相の体調について質問しなかったのか。財務相の名誉毀損になりかねないためか、プライベートなことを聞くのを遠慮したためなのか。
記者たちを擁護するわけではないが、あの状況でそんな質問をするのはなかなか難しかったろう。迂闊なことを聞いて、酩酊していることをはっきりさせてしまったらそれこそ国益を損なうことになるわけで、遠慮などではなく敢えてそこに触れる勇気が出なかったということではないかと思う。大臣が「もう一回言って」とでしゃばった日銀総裁への質問、大臣だけでなく日銀総裁自身も一瞬自分への質問だと分からなかったようだが、あれなども大臣に話をさせるとまずいので総裁に振ったということなのかという印象を持った。
厳しいことをいえば、新聞記者たるもの、たとえ一時国益を損なうことになってもきちんと真実を追究するべきだったといえるかもしれない。しかし、あの場にいた記者だけの責任とするのは少々単純に過ぎる見方だと思う。
帰国後の国会で、渦中をうずちゅうと呼んだ財政演説についても、中川氏を知る同僚議員達はあれを漢字の読みの問題ではなく、酒の問題だと疑っていたと追及されていたが、それならそのときに徹底的に追求していればこんな事態は避けられたのではないか。小泉元首相にも叱責されたこともあったそうだし、周囲から注意されることは他にもあったようだが、今日の状況を防ぐことができなかったのは、麻生首相をはじめとした自民党議員だけでなく、中川氏の大臣としての適格性をチェックすべき野党や新聞記者らマスコミにも非があると思う。
大臣と同席した「読売美人記者」 プロフィール削除などで波紋広がるこの点については・・・「そんなものだろう」というしかない。もうずいぶん前から若い(できるなら美人の)女性記者であることは、政治記者にとって有利な資質のひとつであったようだし、新聞記者に限らず、結果を出しさえすればそのために女の武器を使おうがなにしようが手段は問わないというのはある種のプロフェッショナリズムという見方もできる。だが、今回の騒動に関してその真っ只中にいながら、それを特ダネとして出せないのではそういったプロフェッショナリズムの観点からも疑問を持たずにはいられない。
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by tyogonou | 2009-02-21 23:08 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
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