麻生首相>「高齢者は働くことしか才能ない」 野党が批判
<麻生首相>「高齢者は働くことしか才能ない」 野党が批判
 元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは皆さんと違い働くことしか才能がないと思ってください。働くということに絶対の能力がある。80過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら青年会議所の間ぐらい。そのころから訓練しとかないと。60過ぎて、80過ぎて手習いなんて遅い。
「遅くてもやらぬよりまし」とも言う。首相もあきらめないで少しは手習いでもしたらいかがか。良い悪い以前にもっと頭を整理して発言してほしい。
元気で活力ある高齢者に働く機会をという考え方は結構だが、それは高齢者にはほかに能がないからではなく、高齢者の知識や経験が社会に役立つからとか、本人がそれを望むならとかいった理由からではないのか。「働くことしか才能がないと思ってください」というのは、言われた側からすれば「働けなくなったら存在意義ないですから」ということかと絡んでやりたくもなる発言だろう。
それに首相のようなお大尽のする遊びは若いうちでないと覚えられないかもしれないが、高齢者が人生を豊かに過ごすためにできる遊びは、そんな難しいものばかりでもないだろう。しおれに、仕事と違って遊びはあくまで本人の満足のためにやるものだから、それを落語の「寝床」のような無茶をしなければ、どんなに下手な旦那芸で終わってもかまわないものだ。それに、遊びごとはその過程を楽しむものだ。80過ぎて初めて将棋の駒を触って、ろくに打てないままお迎えが来てしまったとしても、その一手を習うところに喜びを感ぜられるなら、十分将棋を楽しんだといえよう。
基本的な主張は決して悪いことを言っているわけではないが、その結論にたどり着くまでの議論が、首相の高齢者や仕事、遊び、についての考え方を示している。人生経験をつんだ高齢の有権者たちは、そこから首相の人間性をどのようなものと見て取るだろうか。
[PR]
by tyogonou | 2009-07-26 15:19 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://fukureki.exblog.jp/tb/11593506
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 【衝撃事件の核心】墜ちたスポー... 由を考える―9・11以降の現代思想 >>