リオが“石原発言”に抗議 「ブラジルを侮辱」石原慎太郎都知事「初めて泣いたよ」
「政治的な動きがあった」「昔の自民党の総裁選みたい」程度ならどのようにも解釈はできるからまだなんとかなりそうだが、「ブラジルの大統領が思い切った約束をアフリカの諸氏にしたようだし、サルコジ大統領は『戦闘機を買ってくれたらブラジルを支援する』と言ったという」となるとちょっとまずいのではないだろうか。 日ごろの都知事を知っている我々にしてみれば、この程度の発言など侮辱のうちにも入らない感じだが、念願のオリンピック開催が決まった喜びに水を差されたリオの関係者や、リオ開催を決定したIOCの関係者が、好意的に解釈してくれるわけはあるまい。 それにしても愚かだ。都知事は、自分の発言がIOCの委員達にどんな影響を及ぼすのか考えてみなかったのだろうか。この発言を聞いた委員達は、東京(あるいは日本の他の都市)が将来開催に名乗りを上げたとき、味方しようと思うだろうか。「政治的」というのは確かに正しいだろうが、そう分かったなら政治的に洗練された振る舞いをするようちょっとは心がけたらいいではないか。落選が決まった瞬間から次への政治的な動きは始まるのだから。
by tyogonou
| 2009-10-06 22:29
| スポーツ
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