市橋容疑者なぜ「断食」続ける プライド説から逃亡説まで
市橋容疑者なぜ「断食」続ける プライド説から逃亡説まで (J-CASTニュース) | エキサイトニュース
よく指摘されるのが、まず、2年以上も逃げて捕まったため放心状態で食事がのどを通らないという説だ。逮捕にすねて、警察に抵抗しているのではないかという説もある。さすがにダイエット説は強くないものの、入院して罪を免れようとしている、病院からの逃亡を考えている、という説まであるのだ。
プライドのある人にとっては、手錠を掛けられるということは、それを汚されるように感じるでしょう。捕まったショックで精神的におかしくなることは、十分に考えられます。警察の留置場は、プライドも引き裂かれるような場所で、インテリほど弱いものですよ
元の殺人(死体遺棄)事件はそれほどミステリアスなものではなかったから、整形の情報が出て以降伝わってきた市橋容疑者の人物像とどうも結びつかなくて当惑している。もちろん、これは真犯人が別にいるとかいうことではない。
断食の理由についての様々な憶測もどれもみな納得のいくものではない。出された食事に手をつけないのではなく「要らない」と意思表示をしている点で放心状態説には難があり、期間の長さや、お茶などについてはちゃんと相手とコミュニケーションをとって受け入れているらしいことなどを考えると「すねている」というのも今ひとつ納得し難い。
インテリほど弱いというのなら、事件について洗いざらい話をしてもよさそうだが、まだ今のところそれもなさそうである。当初何も話さず「腹が据わっている」と警察が舌を巻いたと言われる酒井法子被告でさえ、結局かなりのことを話したことを考えると、すねたとかショックとかそういった浅い問題ではないのではないかと思う。
罪を逃れる目的なら責任能力が問題になるような精神的な病を装うことのほうがありそうではあるし、物理的肉体的な問題を引き起こすにしても断食のような迂遠な方法をとるだろうかという疑問がわく。脱走準備説は、逮捕からの様子であるとか、仮にこれから成功したとしてその後待ち受けている困難などを考えると、はたしてまだやるのだろうかと思う。逃走に執念を燃やす犯罪者というのは昔からいるものだが、そういう執念はたいてい警察などに対する強い恨みのようなものに支えられているものだ。しかし、この容疑者にそこまでの強い感情があるというようでもない。
結局どういうわけなのか、情報が少ないから私もはっきりした説を出せるわけではないが、ふたつのことを連想している。
ひとつは、『朗読者』のハンナ。獄中で以前は節制していたが、なぜか突然それをやめたくさん食べて太りだしたという一節。
もうひとつは、ひきこもる若者達について斉藤環氏の説明。どこで読んだのかは忘れてしまったが、彼らは「欲求から見放されている」という。
このふたつの連想も、相手の似顔絵を描いて気を引いたりしたといった事件発生時の人物像とは結び付き添うにはないのだが。
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by tyogonou | 2009-11-18 23:12 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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