梨元さん死去

最後に「恐縮です」と言ってカメラを見つめる瞳の明るさが印象に残る。
治療のつらさや疲れ、死に対する恐怖といったネガティブな感情、あるいはそういったものと立ち向かうためのアグレッシブな感情などがあってもおかしくないのだが、不思議と柔らかく穏やかな明るさに満ちている。治療のきつさについては別の動画で語っていて、そういったネガティブなものの認識が無いはずはない。しかし、そこでの語り口などを聞いていても、愚痴るわけでもなければ肩を怒らせるわけでもなく、事実として受け入れているという印象を受ける。死を前にした達観というにはまだ元気が残っているように見えるし、これは梨元さんが今までの人生で培ってきたものの現れなのだろう。坊主頭も相俟って、有徳の僧の風格さえ漂っている。
芸能レポーターという職業柄、好悪様々な反応が出ているが、この動画を見ると梨元さんの濃密な人生を想わずにはいられない。

ご冥福を祈ります。
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by tyogonou | 2010-08-26 21:01 | Trackback | Comments(0)
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