イラン核問題
米国から攻撃されれば報復し、核開発計画を加速する=イラン
事務局長はまた、同計画の断念説得で西側が提供するようなものは何もない、との認識を示した。米政府は、核兵器製造につながる可能性があるとして、イランの核開発計画について懸念を表明している。
国やイスラエルから攻撃される可能性について、事務局長は「(イランの核施設に対する)攻撃があれば、もちろん我々は報復し、(核)燃料サイクルを完了させるための活動を加速する」と述べた。
その上で「しかし、米国がそのようなリスクを取るとは思えない。彼らは我々の報復能力を承知している」と強調した。
イラク戦争の負の遺産(まだ終わったわけではないけれど)のひとつは、「イラク方式」といってもいいやり口、すなわち国連決議などによって相手に武装を解除させ、効果的な抵抗ができなくなったころをみはからってから侵攻するという方法の先例を残したことだといえる。イランが頑なに核放棄を拒むのにはそこについての危惧もあると思う。開戦時の米政府の行動がどんなものであったかがきちんと明らかにされ、しかるべき責任が果たされ、今後は同じようなことはし難いというということを(イラクのみならず世界中に)納得させることは、核不拡散という観点からも重要だと思う。ヨーロッパ諸国の説得がうまくいかないのも、そのあたりをうやむやにしたままアメリカとの関係改善へと動いてしまったことで、信頼を損ねてしまったということもあるのだろう。
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by tyogonou | 2005-02-08 00:28 | 国際 | Trackback | Comments(0)
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