地球温暖化のメリット?
地球温暖化にもメリットはある?(上)
地球温暖化にもメリットはある?(下)
「海底大地震にもメリットはある。サーファーはかつて無いビッグウェーブを楽しむことができるかもしれない。」というようなものだ。
 しかし、数々のメリットを考慮したとしても、地球温暖化はプラス面ばかりだと考える人はいないだろう。気候が変われば、それに応じて生態系や経済分野も変化する。楽観的な見方をする人々にしても、温暖化の結果が良いものばかりでないことはわかっている。だが、温暖化の影響を全体的に見てみれば、やみくもに警鐘が鳴らされている現状を振り返り、この大騒ぎは何だったのかと問いなおす機会が得られると考えているのだ。
 一方で、温暖化はどう見ても地球にとって有害だと断固として主張する人たちもいる。
 「オタワのような場所に住んでいれば、夏が長くなってうれしいかもしれないが、この問題はもっと広い範囲で考え、総体的な結果を考慮しなければならない」とデイビス氏は語った。
やみくもに警鐘が鳴らされている現状はたんなる大騒ぎだろうか?
地球温暖化で北大西洋の海流消滅も、魚類に多大な影響か=米研究者海流の消滅とは非常に大きな問題だ。日本も黒潮などの海流の恩恵を受けて緯度の割りに暖かい気候にあるわけだし、地球規模で言えば、北大西洋から東太平洋岸へといたる深層海流の果たしている役割の大きさも知られている。海流に大きな変化がおきるということは、現在の地球の気候の恒常性を保っているメカニズムが変化するということを意味しているのだ。大げさに言えば、地球が現在とは「違う星」になるということだ。温暖化問題を温度計の数値で考えるだけならメリットもあるという議論にも意味はあるかもしれないが、地球の気候が現在の状態から全く別の安定状態へと移ってしまう可能性も射程に入っている議論でなければ考慮に値しないと思う。複雑な気候のメカニズムの遠い未来を予測するのは非常に難しいことだが、仮に温暖化の先にある安定状態が人類にとってパラダイスであることが予測できるというならたしかにメリットといえる。しかし、現在に至る人口の増加を考えれば、今の気候の状態が人類にとってはかなり「良い」状態であることは間違いなく、異なる状態への移行が望ましからざるものになる可能性はかなり大きいといえるのではないだろうか。
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by tyogonou | 2005-04-06 13:31 | 国際 | Trackback | Comments(0)
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