日本が提案しなければならなかったこと
Excite エキサイト : 国際ニュース
これは日本がしなければならなかった提案だと思う。
私自身は拒否権を覆す制度について考えていたが、こちらのほうが穏健で、常任理事国に道義的な思慮を要求するという点でよい提案だと思う。
 決議案はまた、「大量虐殺、人道に対する罪などに際し、常任理事国は拒否権を行使すべきでない」と規定。事実上の「拒否権制限」に踏み込んだ点で画期的といえる。
常任理事国側は反発するだろうが、この規定の揺ぎ無い倫理的な正統性に対抗しうる合理的な理由を見つけることは難しいだろう。拒否権というものが、日本の国際連盟脱退のような事態を防ぐための沸騰石として、倫理的というより現実的な理由で設けられていることを考慮しても、この程度の制限はあってしかるべきだと思う。
日本も積極的に支持するべきだ。

さらに決議案は「常任理事国が反対票を投じた場合でも、宣言すれば、拒否権と見なさない」との規定も盛り込んだ。現在の国連憲章では、常任理事国が1カ国でも反対した場合、即座に否決となる。否決までは望まないものの、「反対」の意思を表示したい場合に適用される。
ちょっとここの部分が分かりにくかったのだが、現在、「賛成」、「反対(即拒否権発動)」、「棄権」の3通りしか選択肢がなかったのを、「反対(ただし拒否権は行使しない)」という第4の選択肢を作ろうということか。これも良い提案だと思う。
[PR]
by tyogonou | 2005-10-21 13:21 | 国際 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://fukureki.exblog.jp/tb/3655597
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 続報 ソウルの漢字表記 中絶薬論争 >>