騒ぎ立てるようなことだろうか?
鳥越氏「手術費3500円」の波紋…闘病ドラマ台無し
不快な記事だ。
そもそも鳥越氏の発言は事実誤認であって、不適切な見解や表現による失言とは異なる。
それに、鳥越氏は視聴者を楽しませるために(と言って語弊があるなら、感動させるために)命に関わるような病気になったわけではない。それをドラマが台無しだなどといって、何か視聴者の側が被害を受けたかのようなことを言うのは、たとえ鳥越氏がそういったものとして自ら視聴者に提供したものであることを考慮したとしても、私には不謹慎なことのように思える。
これが、ガンと銘打っていたが実はあまり危険ではない良性の腫瘍で、本人もそのことを知っていたとか、その治療期間中に何らかの不行跡があったとかいうなら話は別だが、その番組の主要なテーマではないことがらについての単純な勘違いはこういった言われようをしなければならないほどの失態とは思えない。
むしろ、相手のミスにつけこんで「視聴者の関心の高い医療問題だけに、ジャーナリストとして“失言”は痛かった。」などと高いところからものを言うような姿勢の方が、ジャーナリズムとしていかがなものかと思う。
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by tyogonou | 2005-11-05 01:42 | 社会 | Trackback | Comments(3)
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Commented by ろふろふ at 2005-11-05 01:52 x
始めまして。記事読ませてもらいました。まったく同感です。
目くじら立てて怒る事ではないと思います。子供の頃に「間違いは誰にでもある」って言われなかったんですかね?

まぁ3500円という発言を聞いた所為で不利益を被った人がいるなら分かりますけど。そんな人はいないと思いますけどね。
Commented by masato at 2005-11-05 08:23 x
確かに大したことではないな。
だけれど一つだけ明らかになったことがある。
それは鳥越氏が自分の財布の管理を一切行っていなかったという事実だ。
これがタレントなら許されるかも知れないが、実生活に密着した報道する側としてはどうかと。
これからの彼の発言がある程度軽んじられるのは仕方ない。
Commented by tyogonou at 2005-11-05 13:16
コメントありがとうございます

>masatoさん
明細を見ていないので金額が分からない、ということではないので、財布の管理を一切行っていないというのは言い過ぎではないかと思います。また、報道に携わる人間の問題としては、自分の家計の管理よりも、報道する内容についてのチェックとしての側面の方がより大きいかと思います。 現在では、「医者の不養生」的なものが大目に見られることは少なく、まず自分のことをきちんとすることを重視する傾向にあるので、この件で視聴者からの信頼度が多少下がってしまうのはやはり仕方のないことだと思いますが。

>ろふろふさん
そういった「不利益」を無理に挙げようとして、他人の病気をエンターテイメントにする権利があるかのような話になってしまっているのが、なんともいやなところです。
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