肉よりも人が問題
米国産牛肉の再禁輸は不当 米議員、日本の対応を非難
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Calling it a ''technical violation'' of the agreement, Baucus said it should have been treated as a ''customs issue, not a health issue.''
''Shutting off imports from all U.S. plants was an unwarranted reaction out of all proportion,'' he said. ''There is nothing unsafe about U.S. beef.''
Baucus also blasted Japanese politicians for raising doubts about the safety of American beef, apparently referring to a delegation of the opposition Democratic Party of Japan which visited the United States last week to check U.S. inspection procedures.
''Any suggestions by Japanese politicians that U.S. beef is unsafe are unfounded and completely unacceptable,'' he said.
それは、合意内容に関する技術的な違反だとして、ボーカス議員は「健康の問題ではなく、習慣の問題」として扱われるべきだったと主張した。
(中略)
ボーカス議員は、先週アメリカの農産物の視察に訪れた日本の野党民主党の視察団を名指しして、日本の政治家がアメリカ産牛肉の安全性に疑いを投げかけていることを非難した。
「日本の政治家が言うようにアメリカの牛肉が安全でないと考えるべき理由はなく、発言は完全に受け入れることができない」
はっきり言っておきたい。これはアメリカ産牛肉の安全性の問題ではなく、(政府、政治家、業者をひっくるめた)アメリカ人の正直さについての問題だ。仮に、日本のような全頭検査が過剰であって、アメリカの制度と「習慣」に従っているだけで牛肉の安全性が確保できるとしても、アメリカは輸出再開に当たって条件に合意したのだからそれを守らなければならない。違反が技術的なものであるかどうかは問題ではない。アメリカが約束を守らなかったことが問題なのだ。アメリカがするべきことは、合意した条件がきちんと守られるだろうということを日本が納得できるように、これまでの経過を明らかにし、問題の発生源をつきとめ、再発防止とチェックのための制度を改善することだ。そうすれば、日本もアメリカを約束を守る正直な取引相手として信頼できる。そういった具体的な対応をせずに「強い反応」などと脅しをかけるのは、ならずもののやることだ。
アメリカ側が理解しなければならないのは、脅しによって日本政府を屈服させ税関を開かせることができたとしても、日本の消費者の財布の口を開かせることはできないということだ。仮に今、検査その他の条件を一切つけずに輸入を解禁したら、和牛と一部の国の来歴のはっきりしたもの以外、牛肉自体が敬遠されてしまうことになるのは目に見えている。それに、牛肉のみならず、アメリカ産の他の農作物についても疑いの目が向けられるのも防ぎようがない。たとえば遺伝子組み換え作物などについても、わが国の政府の基準ではなく、アメリカの「習慣」に従って判断されているのではないか、と。ひとたびそういった不信感が根付いてしまったら、それを払拭するのは容易なことではない。

ある種の麻薬に関しては危険ではないと主張する人々がいるし、一部合法とされている国もある。だからといってアメリカにそれを持ち込むことは許されるのだろうか?
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by tyogonou | 2006-02-11 00:01 | 国際 | Trackback | Comments(0)
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