理事長は何を注意したのか
<露鵬暴力>写真取材側にも一因、「偶発」の可能性…理事長
毎日新聞も批判的な論評(「露鵬暴力:理事長の発言くるくる 取材規制より事実確認を」)を加えているが同感だ。
 「二度とあってはならない」と前置きした上で、「(露鵬がカメラを)ふりほどこうとしたのかわからないが、当たったという行為はいけないこと」「カメラの方が前に出たということもあり得るかも分からない」と話した。
「わからない」ではない。既に当日、理事長は二力士を呼び直接注意したはずだ。そのとき理事長は露鵬から話をきかなかったとでもいうのか。そのときの露鵬の言い分が殴ったのではなく当たっていなかったというのであれば、処分を決める理事会に両者を呼んで事実関係を明らかにできたはずだ。
毎日新聞側は特にこれ以上の行動をおこすつもりはないようだが、被害者側が納得せずさらなる手段に訴えたらどうするつもりだったのか、理事長に危機意識が感じられないのはどういうことなのか。
「(マスコミが写真を)撮らなければよかった。撮ろうとしたからそうなった」
人気商売の(それも人気が凋落気味の)人間がこんなことを言うのはよほど自分の考えに自信があるか、意識が低いかのどちらかだろう。「~かもわからない」という程度の前提から導き出した結論がそれほど確かなわけもなく、理事長のこういった発言には疑問を呈さざるを得ない。
一方で、理事長からこの程度の話しか引き出せなかった取材側にも問題があると思う。殴ったのか当たったのか、取材側に落ち度があったと考えるのか否か、理事長の明確な見解をそこで要求すべきだった。
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by tyogonou | 2006-07-18 02:48 | スポーツ | Trackback | Comments(0)
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