BSEの脅威について理解する
BSE検査を大幅縮小 米、8月後半にも実施
以前にも取り上げた資料だが、2002年10月世界保健機構(WHO)が出した文書に全て言い尽くされている。「米国でのBSE発生が極端に少ない」から検査体制を縮小するという米農務長官のロジックはあきらかにこれに反している。以下抜粋。
国内産牛での報告件数は監視体制の質を反映し、氷山の一角を表しているに過ぎない。リスクの程度という観点からすれば、より重要なのはその国で許可あるいは実施されている飼養管理である
「積極的な感染牛の摘発・淘汰によって、感染物質の飼料への混入の大部分は防止される」
「積極的監視体制をとっている国で数例のBSEが発見されたという報告のほうが、監視体制のない国で症例の報告がないという事実より安心を与える。」
こうした監視体制が確立されておらず、BSEのリスクを効果的に評価できない国は、BSEを摘発し適切な対応をとっている国よりも、消費者や取引相手に対してより深刻な被害をもたらす可能性がある。
 英国でのBSEの流行から得られた教訓の中で最も特筆すべきことは、「BSEはすべての人が真剣に受け止めなければならない脅威である」ということである。この病気が出現した時、英国および英国から牛を輸入していた国において勧告や規制が厳密に守られなかったために個々の事例が大惨事へと発展してしまったのである。
BSEの予防は農場から食卓まで、食品および飼料に関わるすべての人々の共同責任である。農家、飼料生産者、食肉処理業者、と殺者、獣医師、検査官、政府当局といったそれぞれ役割を担う人々が防止策を怠った時にいかに重大な結果を招くかを、全員が理解しなければならない。

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by tyogonou | 2006-07-21 12:56 | 国際 | Trackback | Comments(0)
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