米副大統領夫妻、ケリー氏に激怒?
米副大統領夫妻、ケリー氏に激怒=「娘を同性愛者」と指摘

あれ?っと思ったのでアメリカのヤフーの記事を探してみた。
Cheneys Angry Over Kerry Remarks on Daughter
基本的には、チェイニー夫妻は過剰に反応しすぎたということのようだが、下に一応全文を訳してみる。チェイニー氏にはハリバートンとの関係などでいいイメージを持っていなかったのだが、同性愛の問題に関する発言には誠実さが感じられて少し見直したものだった。夫妻がケリー氏に対してこのような反応を示したのは、対立候補を攻撃するためということだろうが、一説によると夫以上の保守派である夫人のリン・チェイニーが娘の同性愛を必ずしも受け入れてはいないということも影響しているのかもしれない。



チェイニー夫妻、ケリー氏の娘への言及に激怒

メアリー・チェイニーは普段、父親の副大統領選の舞台裏で静かに仕事をこなしている。しかし、ジョン・ケリーがブッシュ大統領との討論会で彼女がレズビアンであることに言及したことから、ステージの中央へ引っ張り出されることになってしまった。
彼女の両親はケリーの発言に激怒した。しかし政治や同性愛問題に通じた人々は、ディック・チェイニー副大統領と彼の妻がレズビアンの娘にどう接してきたかということに対してケリーが捧げようとした賛辞に、夫妻は過剰に反応したのかもしれないと言っている。



ケリー氏が、チェイニー夫妻の娘のセクシャル・アイデンティティーが出生時に形成されたと示唆したことに対して、夫妻は討論会直後から攻撃を始めた。
「私は怒れる父親だ」と副大統領。「安っぽく趣味の悪い政治的トリックだ」と非難する夫人。
ホワイトハウスの大統領報道官スコット・マクレランも金曜日、大統領候補が対立候補の子供についてこのような発言をするような辞退は考えられないと言って、このコーラスに参加した。
「大統領はあれが適切だとは信じていない」マクレランは言った。「そう考えるのは大統領だけではないと思う」
選挙戦の広報官は、メアリー・チェイニーは副大統領の選挙事務所で仕事をしているが、コメントは控えると言った――こういった場合には普通だが。
しかし、ほかの人々はケリーのコメントに何か逸脱しているところがあるとは思えないという。とくに、メアリー・チェイニーが彼女のセクシュアリティーについてすでに公表していることや、彼女の父親も以前にそのことについて率直に議論していることを考えれば。
前共和党上院議員でゲイのスティーブ・ガンダーソンは、ケリーのコメントを「完全に適切なもの」と言う。
「それは、人間味を表現しようとし、セクシャル・オリエンテーションが特定の政党の支持とは無関係であるという主張をはっきりさせようとするものだった」とガンダーソンは言う。
騒動は、水曜夜の大統領討論会の最中、ケリーが同性愛をひとつの選択肢と考えるかどうか尋ねられたときに勃発した。
「私たちはみな神の子供だ」彼は答えた。「そしてもし、君がディック・チェイニーのお嬢さんと、彼女はレズビアンであるが、話をする機会があったとしたら、彼女がずっと現在と同じようであったことを教えてくれるだろう(she's being who she was)。彼女は生まれたときからずっと変わっていない。誰だって同じことを言うとだろう。それは選択の問題ではない。」
ケリーは木曜日に発表したステートメントで、彼は「固く結ばれた家族のこの問題への取り組み方について何か肯定的なことを言おうとした」のだと言った。
一緒に選挙戦を戦っているジョン・エドワーズは、チェイニー氏自身が娘のセクシュアリティーについて取り上げていたことを指摘した。一方、エドワード夫人のエリザベスは、チェイニー夫人は娘のことを恥じているのかといぶかった。
これはメアリー・チェイニー同様、選挙戦に協力している姉エリザベスの激しい反応を呼んだ。
「恥じるだなんてとんでもない。エドワーズ夫人こそお呼びじゃないわ。メアリーは私のヒーローの一人。メアリーについて恥じることなど何もないわ。」エリザベスはCNNのポーラ・ザーンに語った。
共和党のディック・ゲッパートは彼が良く知るこの問題についてケリーを擁護した。彼の娘もまたレズビアンだからだ。「ケリーの発言はとても親切だった」
「ディック・チェイニー一家の状況は公になっていて、みんな良く知っている。」ゲッパートは言った。「いまどきの政治状況では、全て明るみに出てしまう。私も知っている。私の娘も知っている。私の妻も知っている。」
レズビアンである、コメディアン、エレン・デゲネアーズの母、ベティ・デゲネアーズはチェイニー夫妻の怒りに当惑したと語った。「あれはゲイやレズビアンに対する攻撃ではなかったから。」
メアリー・チェイニーと彼女のパートナーは、2000年に彼女の父親がブッシュによって副大統領候補に指名されたときには、すでにカップルとして認められていて(established couple)、コロラドに家を持っていた。メアリー・チェイニーは、クアーズ・ビールの同性愛者の福祉プログラムを担当していて、同性愛者であることを主張する金色のリボンを左手につけている(wears a gold band on her left hand)。
二人は、共和党全国大会の副大統領候補指名受諾演説の間、副大統領の家族の席に寄り添って座っていた。その後、ほかの家族と一緒にステージに上がらなかったし、次の夜のフィナーレにも姿を見せなかったが。
メアリーがその意に反してニュースになってしまうのはこれが初めてではない。今夏の共和党大会でイリノイ州の共和党上院議員候補アラン・キースが、レズビアンである彼女は「自分勝手な快楽主義者だ」と言ったのだ。
彼女の姉はそのとき、そのようなコメントは反論するに値しないと言った。
ケリーのコメントは、たとえそれとはまったく異なっているとしても、リスキーであることにかわりはないのだと、コロンビア大学の米大統領史家のヘンリー・グラフは言う。
「私は彼がこんなやり方で危険を冒すことにショックを受けたと言わざるを得ない。」と彼は言った。「彼は個人の名前を引き合いに出すべきではなかった」
ケリーの返答は、ホモセクシュアルが選択の問題か否かということについてなされるべきであり、チェイニー夫妻が娘をどう育てたかということは問題ではない。
いまだに、副大統領はこの話題を避けようとはしない。この夏、彼は娘のセクシュアリティと、同性愛についての彼自身の見解について、時間を割いて話した。彼はまた、同姓婚を禁じる憲法修正案の必要性について、各州が決めるほうが良いといって、ブッシュに公に反対した。
「リンと私にはゲイの娘がいて、私たちの家族にとってこれはとても身近な問題なのだ。」アイオワ州のダヴェンポートで彼は言った。
さらに、先週の討論会で、ノースカロライナ選出の上院議員のエドワーズがメアリー・チェイニーを話題にしたとき、副大統領は何の異議も唱えなかった。エドワーズは「夫妻がゲイの娘を持っているという事実を積極的に語ろうとした事実、そして夫妻が彼女を受け入れているという事実に敬意を表したい。それは素晴らしいことだ」と言った。
チェイニーはライバルのこの言葉に対して「私の家族と娘について彼が言ってくださった親切な言葉に感謝します」と言ったのだ。
では、今週のチェイニー氏の反応がこんなに違うのはなぜなのか?
「ひとつには、ケリーが副大統領ではなく大統領に立候補しているのだから、その言葉もより重いということもあるだろう」とグラフは言う。もうひとつの問題はその言葉がどう発せられたかということだろう。
「欠けていたのは暖かさだと思う」と彼は言った。「エドワーズの発言は理解ある父親のようだった。しかし、ケリーが話したとき、私はそういった感じを受けなかった」
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by tyogonou | 2004-10-16 12:10 | 国際 | Trackback | Comments(0)
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