ガス田開発と靖国参拝
日本側水域でガス田開発か=中国、複数工区設定の情報
事実であるとしたら重大な問題だ。
「政冷経熱」関係は正常でない、靖国問題再考を=中国大使
一応こちらでは否定しているようだが、次のようなことも言っている。
一方で、日本側が主張する中間線(日本の排他的経済水域の日中境界線)は、「中国と合意した結果でない。この線をもって、現在の問題が正しい、正しくないと判断するのは公平さに欠ける」と語った。
もしこれが、自分たちは自分たちが「公平」と判断する線の範囲内で開発を行う、ということならもちろんとんでもない話だ。だが、そうでなくても、この問題についてはすでに日本との間で意見の対立があり、それを解決するための話し合いもなされているわけだから、一応の合意を見るまでは既成事実を作ってしまおうというような具体的な行動は控えるのが筋だと思う。もちろん、領土問題は奇麗事では済まないことの多い問題だが、両国の政治関係を健全・順調に発展させるためにはそういった配慮も必要だ、と思う。

他方で、これは靖国問題についてもいえることだと思う。
中国の国民に大きな罪を犯したこうした人(A級戦犯)に、なぜ敬意を表するのか。
ということで、一番問題とされているのはA級戦犯の合祀であるわけだが、それならA級戦犯を靖国からはずせばいいのではないか、というのが素直な考え方だ。
靖国神社の「やすくにQ&A」では、
さらに戦後、日本と戦った連合軍(アメリカ、イギリス、オランダ、中国など)の、形ばかりの裁判によって一方的に“戦争犯罪人”という、ぬれぎぬを着せられ、無惨にも生命をたたれた1068人の方々…靖国神社ではこれらの方々を「昭和殉難者」とお呼びしていますが、すべて神さまとしてお祀りされています。
と主張している。
もしそれが合祀の理由であるなら、先ずすべきことは「殉難者」たちのぬれぎぬをはらし、名誉を回復することではないのか。戦時中強制収容所に入れられていた在米日系人たちが名誉を回復したように。それまでは分祀するか首相の参拝は控えるかしておけばいい。名誉回復後に合祀し、それから首相の参拝というのが(少なくとも外交面に関しては)筋だと思う。
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by tyogonou | 2004-10-19 20:41 | 国際 | Trackback | Comments(0)
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