サマワ着弾
日本の失敗、が背景=サマワ着弾で州警察本部長=差替
サマワに本部を置くムサンナ州警察のミナヘル本部長は23日、共同通信に対し、復興支援事業での「日本の失敗」に対するサマワ住民の不満が攻撃の背景にあるとの見方を示した。
アメリカの侵攻について、イラク人の間には歓迎する気持ちもあったのだという。ひとつにはフセインの圧制はやはり酷かったので、とにもかくにも政権が倒れることを喜ぶ気持ちがあり、さらに、世界一の超大国のアメリカが魔法の力で自分たちの生活を劇的に良くしてくれるのではないかといういささか身勝手な期待もあっただろう。今日本に向けられている(とされている)不満もそういった期待から出ているのだろうと思うし、日本にとってはいささか迷惑な話でもある。だが、それは予期しておくべきことだったと思う。
アメリカのパウエル国務長官が大統領から開戦の意向について聞かされたとき、「どういう結果を引き起こすかわかっていますね。(陶器店と同じで)自分で壊したものは引き取らなければならないんですよ(you break it, you own it 売り物に傷をつけたら買い取らなければならない)」と言ったというのも、戦争を始めたあかつきには多少理不尽な要求であっても応えなければならないこともあるということを織り込りこんでおく必要を指摘したのだと私は解釈している。
サマワでの活動が「日本の失敗」となるかどうかはもっと後までわからないと思う。こういった希望や要求には応えきれない部分が出てくるのは仕方のないことで、活動の最中にはどうしても消極的というような批判を受けがちだからだ。だが、逆にそんな言葉が出てくるのも、日本に向けられていた期待の大きさを物語っているのか、と思うのは自意識過剰であろうか。こういった答えが返ってくるような質問を日本のマスコミがしたからという可能性もあるかもしれないけれど。
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by tyogonou | 2004-10-25 00:04 | 国際 | Trackback | Comments(0)
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