「加護ちゃん」例に挙げ西武再出発研修
「プロ野球は夢を売る社会的責任を持つ業界。そしてそれを失うのは一瞬」と述べ、その典型的な事例として挙げたのが「加護ちゃん」だった。「19歳でたばこを吸ってしまい、社会から抹殺された。公器だという自覚がないからそういうことが起こる。そういうことにならないためにも発掘した側の責任というのは大きい」。
正直この講師が何を言いたいのか良く分からない。責任感の希薄な気軽な気持ちでしたことが重大な結果を招くというたとえなら、なにも他所から引っ張ってこなくてもいい。特に問題を起こしたことのない企業が転ばぬ先の杖として行う研修ではないのだから。それに聴き手は若手選手ではなく球団職員なのだから、学ぶことがあるとしたら例に挙げるのは「加護ちゃん」ではなく彼女に対して厳しい対応をしたプロダクションであろう。もっとも西武の場合は、不祥事を起こしたのは選手ではなく、球団の側なのだからその意味でも「加護ちゃん」問題とは性質が異なる。
社会的責任の自覚のなさがどんな事態を招くか語るのであれば最も良い例は・・・・西武だ。西武の裏金問題などの影響を受けた高校野球の関係者(特に生徒)からすれば、球団職員が加護ちゃんを例に出されて初めて社会的責任の重さに気づいたなどというなら侮辱以外のなにものでもない。
こういった研修を開くことは当然とは言え評価されるべきではあるし、講師の話の内容は西武球団の責任ではないが、取り上げるメディア側がそのあたりをきちんと見ているのか少々気になった。
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by tyogonou | 2007-06-06 00:49 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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