朝青龍問題
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <朝青龍>高砂親方が「国内治療」の意向 面会は見合わせ
しばらくブログを怠けている間に事態は大きく動いたが、見ていてとても嫌な気分になる。
例えば高砂親方。この国内治療の方針にしろ、記者会見優先の方針にしろ、言うこと全てになんの根拠もなく説得力に欠けている。「(どんな診察結果でも)国内で治療を続けることが大事ではないか」と言う。なぜなのか。少なくとも二人の専門家がモンゴルへの帰国を勧めているにも関わらず、国内にとどめおくことにどんな合理的な理由があるというのか。親方は何も説明しないが、おそらく説明しようとしても出来はしまい。そもそも考えてはいまい。北の富士の話などが典型だが、要はさっさと頭を下げる絵を提供してマスコミを満足させればいいというな中身のないいいかげんな態度に見えてしかたがない。それなら「なんで?」と病むほどまでに問う朝青龍のほうが余程誠実に思える。

専門家の方の帰国の方針の理由も明示されているわけではないが、少なくとも彼らは専門家としての判断に責任があり、また独立に診察した別々の医師の診断が一致していることは、その判断が正しさを示唆していると言える。責任を負うことのない素人の外野が意見を述べる時にはまずこのことを頭に入れておくべきだ。(もっとも「専門家」の中には急性ストレス障害という病気が「幼い精神構造」に起因するかのようなことを言う人もいるようで、全てを鵜呑みにしていいというものでもないが。)
それに、朝青龍のストレス障害のきっかけがサッカー騒動であることは間違いないことだが、それが原因の全てであるとは限らないことにも留意すべきだ。八百長騒動を含め、これまでの相撲人生を通じて積み重なってきた不満や心痛が現在の症状の根底にあるというのが自然な見方だ。私はそういった朝青龍の不満が必ずしも正当なものであるとは思わないが、きちんと応答されることなく黙殺されていいとも思わないし、この朝青龍問題を真に解決したいと欲するなら真面目に取り上げなければならないものだと思う。

(続く)
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by tyogonou | 2007-08-19 01:07 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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