舛添氏の見識を疑う
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <舛添厚労相>TBSに抗議 民主議員発言だけ放送は不公平
舛添厚労相は、長妻議員が年金問題をめぐり舛添厚労相を批判したことを取り上げ「(自民、民主の)両方の意見を聞くべきであり看過できない。放送法に違反し、政治的公平を欠き、著しい不利益を被った」と述べた。TBSからは舛添厚労相に番組への出演依頼があったが断ったという。
自分が出演依頼を断っておいて「完全に欠席裁判。看過できない」とは、厚労相はどうかしてしまったのか。
少なくとも、放送局の立場から言えば、公平性以前に両方の立場から喧々諤々と議論を戦わせてもらったほうが、面白くて視聴率が稼げるものになるというのが本当のところではないだろうか。
今は選挙期間でもないし、問題となった番組は一回だけの特番でもない毎日放送されている通常の番組なのだから、反論があるなら後日自分もでて反論すればいいことだ。「議論は国会でやるべきだ。掛け合いがあるような番組はすべて断っている」というなら、そのような番組がどんなものになろうととやかく言う筋合いはなさそうなものだ。
それに、厚労相の理屈が通ってしまうなら、(もちろんこの場合他の自民党議員に出演を依頼するという手はあったにしろ、)自分(自党)に都合の悪いテーマに関しては出演を拒絶し、さらに相手側の出演にも「不公平だ」と圧力をかけることで、メディアでの議論自体を封殺することも可能になりかねない。
他の人ならともかく、マスメディアの場で長く活躍してきた舛添氏がこのような発言をしたというのは正直かなり驚いた。

「著しい不利益を被った」という。誰が、と問いたい。

追記
厚労相への出演依頼はなかったということだ。
それなら舛添氏が不公平だ!とむくれたのもわからないではないが、抗議という形で圧力をかける前に、機会をもらって政府側の立場を説明するなどできることはいくらもあるだろうというのは変わらない。国民の利益を第一に考えるなら、議論の勝ち負けなどよりもっと重要なことがあるのだ。
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by tyogonou | 2007-09-18 23:06 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
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