鑑定医の証言についての疑問
<光母子殺害>法医鑑定の教授弁護側主張否定…集中審理で | エキサイトニュース
 石津教授は、弥生さんの殺害方法について「被害者は必死に抵抗するので押さえるための力が必要で、逆手では力が入らない」と指摘。夕夏ちゃんについては、弁護側が頭にあった皮下出血は打撲程度で、たたきつけるなどはしていないと主張している点について、「乳児の頭の骨は薄くかわら状になっているので弾力があり、衝撃を吸収して骨折は起こりにくい」と話した。
第一の疑問。
被害者の首に残されていた手の痕跡について触れないのはなぜか。教授は「加害者が必死に抵抗する被害者を押さえつけた」という仮説を出発点として、それを合理的に説明できるように「順手で押さえつけた」という仮説を立てているのは明らかで、証拠を無視したこの証言の価値は疑わしい。まず証拠があって、それを矛盾なく合理的に説明できる仮説を導くというのが基本であって、仮説と証拠が合致しないなら仮説に誤りがあると考えるべきだ。さらに、逆手の痕跡が残っているという証拠は、少なくともそういった跡が残るくらい強い力が働いていたということも示しているが、その点もどう説明するのか。

第二の疑問。
乳児の頭の骨は弾力があるので衝撃を吸収して骨折は起こりにくい、という。骨折以外の症状についてはどうなのか。頭蓋骨の柔らかさは骨折を起こりにくくする一方で脳にダイレクトに衝撃を伝えてしまうこともある。ただ落ちたのではなく殺すつもりで叩きつけられたという状況で脳や頭部の血管などに損傷がないということを骨の弾力性だけで説明できるのか。
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by tyogonou | 2007-09-21 00:19 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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