くだらない痴話げんかとは
橋下VS今枝の弁護士「対決」 ブログで激烈場外戦 | エキサイトニュース
どうも橋下氏のいっていることが滅茶苦茶だ。
今枝弁護士は、「こういう社会的に重大な裁判は、東京のテレビ局に収録に行っている暇があるなら、出席すべきです」と指弾した。一方、橋下弁護士は「僕のテレビ番組への出演の仕事は、弁護士の仕事に劣らず、仕事として非常に重要です」「まだまだ弁護士様は偉いんだ症候群から脱し切れていない」と応酬した。
橋下弁護士が以前、あるタレントが過去の窃盗について話をした番組で、トイレに行きたくて弁護を早めに切り上げたことがあるとかいう話をしていたのをなんとなく思い出した。なにを重要視するかは個人の価値観だろうが、この場合橋下氏が出席すべきだったと批判されたのは、弁護士という職業が偉いからということではなく、この裁判が社会的に重要と思われるからというのが今枝氏の論拠だ。橋下氏が今枝氏ら弁護団に対して社会に対する重い責任を要求していることを思えば、とても責任ある返答とはいえない。
また、裁判が、橋下弁護士の求めから、第2回口頭弁論以降は非公開の「電話会議」という形で進められることについて、今枝弁護士は、「『裁判の公開』は憲法上の要請であり、傍聴席への公開を通じて国民に裁判が公開され、裁判の民主的監視の担保が最低限なされているのです」と指摘。一方、橋下弁護士は、「世間の皆様への報告は、ネットや報道陣への取材対応で十分。それをわざわざ公開法廷にするために、仕事をキャンセルしてまで広島まで行ってられるかっていうの」と反論した。
「仕事をキャンセルなんかしてらんない」などというのは、一般の人が証人や裁判人などとして裁判に関わるような時に正当な理由と認められるだろうか。いくら橋下弁護士の仕事が重要であるとしても、憲法に優越するほどのものではあるまい。「橋下様は偉いんだ症候群」だか、「TV出演者は偉いんだ」症候群だか知らないが、ずいぶん勝手な言い分だ。
これに対し、橋下弁護士は、「たまたまメディアが取り上げてくれているけど、本質的には、弁護士間の大人げないくだらない痴話げんかなんだよ!! 分からないのか!!」と一喝。「原告らは公開の法廷で、何か大弁論を展開したいのか知りませんが、僕は、そんな原告らの趣味に付き合うほど暇ではありません」とも述べている。
開いた口がふさがらない。もとの事件の被害者や遺族の心情というものをちょっとでも真面目に考えていたなら、ちょっと出てこない表現だ。光市母子殺害事件という面白いネタがあったからちょっとじゃれてみただけということか。遺族の苦しみをよそに、懲戒請求だなんだとお祭り騒ぎを煽ったあげく、くだらない痴話げんかだと吐いて捨てるなど、弁護士の品位を失うべき非行そのものではないか。
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by tyogonou | 2007-09-28 23:02 | 社会 | Trackback | Comments(1)
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Commented by どん at 2007-10-01 14:07 x
「そこまで言って委員会」の会議室の議論、とても面白いですよ!! 必読です!!

http://www.ytv.co.jp/takajin/bbs/bbs_res.php?bbs=BBS3&thread=1934
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