「わからない」という新鮮さ
『カッシーニ』探査、土星の衛星タイタンに深まる謎
写っているものが何なのか、まだはっきりとはわからない。現在わかっていることからすると、タイタンの地表に起伏がまったくないという可能性も考えられる。同じ標高に存在する明るい物質と、暗い物質が写っているのかもしれない。(しかし)実際のところはわからない
タイタンの写真はとても美しい。その同じ写真を見て科学者たちが困惑してるというのはある意味すばらしいことだと思う。近年の科学の大きなニュースといえば、理論の大幅な見直しが必要となるような観測・実験結果が得られたとか(ニュートリノの質量)、観測が難しかった理論が最新のテクノロジーで実証されたとか(相対性理論が予測した時空のひきずり)いうものが多かったが、有力な理論的説明というものが前もって存在しない純粋な「なんだろう?」という現象にぶつかったということは、いろんなことが「わかってしまった」現代において胸を躍らせるニュースではないだろうか。
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by tyogonou | 2004-10-29 22:09 | 科学 | Trackback | Comments(0)
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