花を愛でる人々
<ヒマワリ>80万本が3日間で丸裸 持ち帰り自由で…高知(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
例年同様「持ち帰り自由」としていたが、今年は大量に取る人が続出し、みるみる減少した。軽トラックの荷台に満載していく者も現れ、今月1日には取り尽くされてしまったという。今はフェスタの際に撮影した写真と「ご期待に添えない状況を申し訳なく思っております」というわび状が寂しくたたずんでいる。
三日目遅くに来て、もって帰るつもりのひまわりが残ってないことを知った客が「誠意を見せろ」などと詰め寄る光景があってもおかしくなさそうで、今の世に珍しくもないことながらやはり重い気持ちにはなる。
室町の頃の禅僧悟渓宗頓は、夏の日に行脚の途中で通りかかった琵琶湖で同行の僧らが湖に入って汗を落とし涼をとるなか、手ぬぐいを濡らして汗を拭う程度のことしかしなかった。井戸ならともかく琵琶湖まできてそんなことをしなくても、と訝しく思った仲間が問うと「太湖の水は多しといえども、わが分は限れり。永く児孫に留与して、潤徳を許さん」と答えたという。
水浴びをしたからといって琵琶湖の水が干上がってしまうことがあるわけはないが、自分以外の人々、その場におらず、あるいはまだ生まれてもいない児孫にさえも思いをめぐらすということが大切だという教えだ。
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by tyogonou | 2007-11-14 00:47 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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