相客に心せよ
ブランドに傷、怒りと困惑=結婚式キャンセルも-牛肉偽装で「吉兆」各社(時事通信) - Yahoo!ニュース
私にとっては、偽装問題を起こした企業の中では、船場吉兆のイメージが一番良くない。
安全性を軽視した振る舞い、ことが露見するや弱い立場の人間に押し付けようとする卑劣さなどは、吉兆もミートホープも赤福もそれほど変わりはないが、他者の場合まだユーモアや欲深い人間の哀しみといったものを感じる余地があるのに対して、船場吉兆の場合、そういった余計なものがそぎ落とされて人間の嫌なところだけが抽出されたかのようで嫌悪感しか感じることが出来ない。
貞一氏の孫の徳岡邦夫専務は「吉兆のブランドはすごく傷ついた。なぜこんなことになったのか」と怒りをにじませる。
確かに吉兆のブランドは傷ついたが、それは吉兆が不正な商売をするブランドだというようなことではなく、こういった「高級な」ブランドイメージがその経営者達をどれほど非人間的にしてしまうのかをまざまざとみせつけたというところにあるように思う。それが、茶道を愛した創業者の興したブランドでおきたというのは皮肉なことだ。
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by tyogonou | 2007-11-17 22:53 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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