ハリポタ効果
ハリポタ効果ここにも 英の子供たちの成績急上昇(産経新聞) - Yahoo!ニュース
英イングランド中北部ノッティンガムの小学校で、子供たちが大好きな世界的ベストセラー「ハリー・ポッター」の魔法使いに変身させて授業を行ったところ、成績が急上昇。3年前はイングランド地方でワースト25%に低迷していたのがベスト25%に入り、教育関係者を驚かせている。
No profit grows where is no pleasure ta'en.
楽しんでやらなきゃなにごとも身につきはしません
― 『じゃじゃ馬ならし』
とかく勉強というものは青白い顔をして必死にやるべき苦行である、あるいはそうでなければならない、と思い込んでいる人がいるが、勉強とは高度な精神活動であるから、ただ義務感を喚起するだけで成果を期待する方がむりというものだ。ハリポタの衣装で授業を行うもよし、ゲーム機で英単語を覚えるのもよし、外国人の異性との親密な関係という不順な目的で語学に励むもまたよし。重要なのは結果だ。

学力を向上させたかったら、子ども達がリラックスした精神状態で勉強できるようにすべきだ。そういった意味でゆとり教育の目指したものは間違ってはいなかったと思う。しかし、それは時間的な余裕をつくり、大人、教師たちからの「勉強しろ」というプレッシャーを取り除いたかもしれないが、いじめのような大きなストレスの源を放置し、また勉強したいというインセンティブの枠組みを欠いていたために、あまりうまくいかなかったのは残念だ。
もっと残念なのは、現在の「教育改革」の方向性が、やはりこういった問題意識とは反対へと向かっていることだ。
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by tyogonou | 2007-11-18 01:00 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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