締まりのない千秋楽
千代大海休場…締まりのない千秋楽 「熱戦を展開」に観客苦笑(産経新聞) - Yahoo!ニュース<大相撲九州場所>相手が休場、横綱タナボタV…ファン落胆
 不可抗力で故障した千代大海に、「はってでも出ろ」と望むのは酷かもしれない。しかし、ファンが求めているのは、気迫そのものである。角界全体がぬるま湯体質ゆえに、力士の気力もなえつつあるのか。
締りのない千秋楽になったのは私も残念だが、ガチンコでやっていればこういうことになることもある。それを気迫がないのなんのと非難するのはどうなのか。横綱貴乃花の優勝決定戦への出場がその後の貴乃花に及ぼした影響を考えれば、「はってでも~」などと気安く言っていいことではない。千代大海の怪我が優勝の行方を大きく左右する一番で負ったものとなればなおさらである。
どうしても理解できないのは、休場を気迫がないだのぬるま湯体質だのと批判することと、八百長問題や時津風部屋問題で協会を批判することとの間に齟齬を感じないのだろうか、ということだ。真剣勝負なればこそ、最後の最後にとてつもないドラマが生まれることもあるが、逆にそれゆえにあっけない意外な結果になってしまうこともある。確実に盛り上がる千秋楽にするには、あらかじめ星を割り振りしてシナリオを作るよりほかない。また相手の体の状態を考えずに過大な負担を強いるのは、時津風部屋のかわいがりとどうちがうのか。
白鵬は結びの一番で琴光喜に裏返しにされて敗れたが「今朝、(大関の)休場を知った。それが出たと思う」と決まり悪そうに話した。
批判されるべきはこちらの方だ。ライバルの休場で優勝が決まったのを知って気の抜けた相撲をとったというのは横綱としてあるまじきことだ。
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by tyogonou | 2007-11-26 00:18 | スポーツ | Trackback | Comments(0)
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