Innocent until proven guilty
<無罪判決>広島の3人放火殺人で 「自白、信用性低い」  | エキサイトニュース
 細田裁判長は判決読み上げ後、「疑わしい事情は多くシロではなく灰色だが、クロとは断定できない。疑わしきは被告人の利益にという原則に基づき、冤罪(えんざい)を防ぐためにこの判決を下す」と付言した。
検察が被告の有罪を合理的な疑いの入る余地なく立証できなかったのは被告の責任ではない。この付言は余計であるばかりか裁判制度への信頼を貶めるものだ。
"Innocent until proven guilty"有罪を証明されなければ無罪であり、それを最終的に決定するのが裁判の役割である。それを、判決を下した裁判官自身が、被告人が実際には罪を犯したかもしれないなどとほのめかすというのは許されることではない。裁判を受けて無罪判決を勝ち取ってもなお「犯罪者」として見られるのでは、裁判など行う意味がなくなる。裁判は罪あるものを糾弾するばかりでなく、罪なき者に祝福を与える場でもあるはずだ。それに、「推定無罪」の意味するところは、被告は自分の無罪を自ら積極的に証明する必要がないということだが、裁判長の言葉は被告にそれを要求するものだ。
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by tyogonou | 2007-11-28 23:10 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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