一応評価されるべき
<薬害肝炎>「一歩前進」…国側の真意は? 一律救済(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
「和解案」としては救済範囲を限定した裁判所の骨子案と矛盾することはできない。しかし、だからといって薬害被害者を救済しないでいいということにはならず、そういった制約のない形で救済をはかろうというのは、首相の手続き的正義を重視する姿勢の表れだろうか、と思う。「裏切られた」などとののしられ支持率も下げながら、弁解もせず、新たな対策についても声高に誇るでもなく、淡々とすべきことをするというのは政治家の姿として興味深い。小泉元首相のように声が大きい(影響力の大きい)ということは、単に支持や票に結びつくというだけではなく、問題に国民の関心を喚起するという意味においても政治家にとって重要な資質であって、そういったものをむしろ嫌っているかのような首相はどちらかと言えば異端なのだが、うまくいけば新鮮さもあって大きな支持を受けるかもしれない。
原告団もそこのところを理解した方がいいように思う。
原告団の発言を見ていると、首相の気持ちさえ動かせばそれで全て解決してもらえるというような考えが見える。首相とは、政府という大きな機械の構造を無視した奇蹟を起こす万能の神ではない。特に福田首相に関しては、愛を乞い祈るのではなく、論理的に説得するのでなければうまくいかないだろう。
改めて首相に面会を求めるということだが、ひょっとしたら今度も断られるかもしれない。被害者の不安を和らげることも重要だということを福田首相の方も理解すべきだと思うが、被害者側も単に「お願いですから助けてください」というのではなく、法案を作成する上で役に立つような情報を提供するというような目的をはっきりさせた上で面談を求めるべきだと思う。
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by tyogonou | 2007-12-24 01:02 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
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