橋下氏当選
<大阪府知事選>府民に思いが伝わった…初当選の橋下さん | エキサイトニュース
私はこの人のものの考え方には賛成しないし、今後の政治家としての活躍にもあまり期待はしていないが、大阪府民の選択は一応理解できる。

少なくとも知名度だけで選ばれたわけではない。
もちろん、知名度も大きな(多分非常に大きな)要素だったろうし、自ら有名人でありながら「タレントや大物政治家を呼ばない」という手法も有効に働き、支持政党の地道な選挙対策もうまくいったのだろう。そのような売り込みのテクニックに長けていたことが大きかったとしても、中身が全く問題にされていなかったわけではないと思う。
すでに選挙前の調査で各党支持者にも無党派層にも一定の支持が見られたのは、ある程度彼の主張が検討されていたということだろう。子育て支援を含め教育問題などは重要な争点の1つであったろうが、今時珍しい7人もの子どもを持つ橋下氏と大学院教授の爺さまとでは真剣味が違うだろうと私だって思う。彼が理想と情熱を持っていて、また大阪にかぎらず現在の社会が抱える問題に強い関心をもっていることも疑いようがない。

しかし、実際にこれから橋下氏がそういった理想を実現できるかどうかは疑問に思う。
府知事選出馬を否定していたことで「嘘をついた」と非難を浴びたが、私はそういった非難には同調できないものの、あそこで言質を取られず質問者を煙に巻くような如才の無さという政治家にとっては重要な資質を橋下氏が欠いているのは気にかかる。また、例の懲戒請求騒動の時の言動を振り返ると彼が熱い心をもつ反面、異なる意見、あるいは他者からの攻撃の中でそれを貫徹するのに必要な忍耐力をどれほどもっているのかも疑問に思う。議会やメディアとの良好な関係を保ち続けられればいいが、それらと対決した時にはキレてもとの理想も投げ出してしまうのではないかと懸念せざるをえない。
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by tyogonou | 2008-01-31 00:37 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
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