「水よりお湯の方が早く凍る!」 「ためしてガッテン」実験は本当か
「水よりお湯の方が早く凍る!」 「ためしてガッテン」実験は本当か | エキサイトニュース
この人の批判は往々にして冷静さを欠いて科学的でもなかったりするので困る。
「物理学で未解明」だということは、そういう物理現象が存在しないことを意味しない。こんな基本的なことが理解できていないというのはちょっと驚きだ。
そして、「どんな科学者のグループが再現実験をやっても同じ結果が出なければ、ひとつの物理現象とは言えません」として、その現象を紹介したNHKを痛烈に批判している。また、「お湯を作るエネルギー、お湯を凍らせるための余分なエネルギーの無駄づかいを煽っている」ともしている。
実験物理学者としての大槻先生の仕事はまず再現実験をすることではないのか。実際に追試をして、ムベンバ効果なるものを確認できなかったというなら、「ひとつの物理現象とは言えません」というのも根拠のある主張と言えるが、それもせずにあれこれいってもしかたがない。
かくいう私もためしていないのでなんともいえないのだが、この記事では 「ムペンバ効果らしきものが現れるのは事実らしい」と肯定的に捉えているということは、理屈はともかく、お湯の方が凍るのが遅かったという話はでてきていないのだろうか。
常識的な感覚では、温度の高いお湯の方が凍るまでに時間がかかりそうなものだから、もしそれが逆だとしたら、それを科学的に説明するということは大変魅力あるチャレンジではないか。プラズマを発生させるよりコストも低くてすみそうだし、くだらないことを言っている暇があったら、冷凍庫の中の水とお湯に何が起きているのか解明したらよかろうに。
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by tyogonou | 2008-07-27 21:52 | 社会 | Trackback | Comments(0)
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