赤塚不二夫さん死去
赤塚不二夫さん死去の3日前に前妻が病死(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 以前、そんな型破りな両親をみつめてきたりえ子さんに、赤塚さんの素顔について尋ねると「実はすごい常識的な人なんです」と答えた。数多いキャラクターの中で、「めんたまつながりのお巡りさん」が1番近いという。「意外かもしれないけど、性格は決して天然じゃない。ルールを分かった上で、それをわざと壊しているんです。人を喜ばせよう、楽しませようとするサービス精神が旺盛すぎるだけ。でも、度を超えると人の迷惑になっちゃう。父はいつもお酒を飲んでいたけど、飲まないと人と目を合わせられなかった」と楽しそうに笑った。
 また、98年に赤塚さんが食道がんを患った直後の言葉が忘れられないという。「ある日、酔った父が『最後につじつまがあってりゃ、何やってもいいんだ』とボソッと言ったんです。それを聞いた瞬間、あっ、これがバカボンのパパの名ゼリフ『これでいいのだ』につながっていると分かった」。
昔、赤塚さんを取材したTV番組で、酒を飲みながら庭先のゴムのプールに飛び込んでしまい、マイクを濡らしてスタッフをあわてさせたことがあった。赤塚さんももちろん「大丈夫?」と心配していたが、酔いが一気に醒めて素面に戻ったという感じでもなく、はちゃめちゃをやっている仮面がはがれて素がでたという感じでもなく、酔ったまま自然に心配ている雰囲気がもはや仙人の域に達しているように思われた。
酔っ払いと素面と、常識と非常識とを(リチャード・ローティ的な意味で)アイロニカルに保ちつつ、両者を自在に行き来する精神の自由さは唯一無二のものだ。

全ての思いを込め、同時に何も思わずこの言葉で送りたい。

「これでいいのだ」
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by tyogonou | 2008-08-05 00:56 | 社会 | Trackback(1) | Comments(0)
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タイトル : 赤塚不二夫 猫
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