2力士、精密分析でも陽性
2力士、精密分析でも陽性=、改めて否定-大相撲大麻問題(時事通信) - Yahoo!ニュース
精密分析でも陽性と出た以上、アルコール検出機にイチャモンをつける酔っ払いドライバーのような見苦しい真似は止めるべきだ。すくなくとも、簡易検査の2、3日前からのどこかの時点で二力士の体内に大麻が吸引されたことは事実として受け止めなければならない。
もっとも、私個人としては、今でも釈然としない気持ちを拭えないところもある。

1 実際に吸引していてもそれを否定することは珍しくもないだろうが、二人とも検査を強く要求し、またその態度に差がないということ、吸引だけでは少なくとも犯罪にはならないことや副流媛の可能性を記者に示唆されても完全否定のままということなどはあまりないのではないか。
2 簡易検査は抜き打ちで行われ、その後警察の捜査が入るまで両力士には証拠を隠滅することが難しかったにもかかわらず、所持の証拠が発見されなかったこと。
3 若ノ鵬の逮捕から間もない時期、幼馴染である両力士に疑惑の目が向けられている状況で、二人で大麻を吸引するだろうか(たまたま同じ時期に別々に吸ったがというのでなければ)ということ
4 ウソをついているようにも見えないという印象は私も持った。インタビューに怒りの感情はあっても、動揺は感じられず、特に露鵬は自分の感情をコントロールするのが苦手であることを考えると、あれほど自然にごまかせるだろうかと思う。

どれも二力士の潔白を積極的に示すにはあまりにも些細なことだが、私は最初から一貫して明確に「クロ」だという検査結果との間に齟齬を感じる。
若ノ鵬に続いて露鵬、白露山兄弟も大麻というあまりに出来すぎな話に、あるいは二人は嵌められたのかも・・・という可能性も頭に浮かんだが、二人に大麻を吸引させるにしろ二人の尿に細工するにせよ難しいだろうし、秋場所の中止さえ言われるほど相撲界全体を揺るがすような大事件を敢えて仕掛ける人間が相撲界内部にいるとも思えない。

とにかく大麻が検出されたのだからその事実ひとつに絞って話を進めればいいのではないかという考え方もあるかもしれないが、ことはそんな簡単に運ばないだろう。すでに弁護士が法的処分の可能性も指摘しているようだ。若の鵬同様大麻所持で法的責任を問われているなら処分の理由としては充分だが、吸引だけではそういうわけには行かない。WADAのルールを適用しようとしても、Jリーグの我那覇選手のニンニク注射の問題を思い出せば分かるように、相撲協会はWADAのルールを採用していないのだから、それによって二力士に処分を下すことはできないだろう。

当然警察関係も動いているのだろうが、相撲協会は事実を突き止めるために周辺の状況証拠を集めるべきだ。二力士の体内に大麻が入ったのは短い期間のいつかであるのだから、簡易検査の前二三日の行動について両力士から話を聞き、その期間に二人と関わった関係者からも裏をとり、大麻が吸引された可能性のある時間と場所を特定するのだ。おそらくそれは二人が行動をともにしていた時の出来事だろう。大麻はまさかサイババのように空中から取り出されたわけではないだろう。それはどこからか二人のもとにきたのだし、二人がその後所持していなかったことを考えれば、その時吸う一回分だけ(タバコで言えば一本だけ)を渡された可能性が高いのではないか。そういったことをつめていけば、二力士の身に何が起きたかはっきりさせるのに大いに役立つはずだ。
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by tyogonou | 2008-09-07 23:04 | スポーツ | Trackback | Comments(0)
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