【麻生首相所信表明】“逆質問”連発に民主反発「パフォーマンスだ」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
一言で言えば、政局を第一義とする所信表明演説で、「麻生流」を期待されるなかでちょっと変わったことをしてみたということなのかもしれないが、行政の長としての所信表明演説としては根本的に間違っている。野党各党からの批判も当然だと思う。 首相は演説で(1)国会での合意形成のルールづくりに応じる用意はあるのか(2)日米同盟と国連のどちらを優先させるのか-などと民主党の姿勢をただしている。自民党支配体制にしても、国連とアメリカ、そして日本の関係にしても、これからどう動くか分からない状況でどちらの質問もあまり意味がない。またどちらも一般的な原則について問うものだが、現状はそんなことを議論してるほど悠長なものだろうか。やはり首相の現状認識は甘いのではないか。 肝心の選挙対策のパフォーマンスという意味でも失敗だったのではないかと思う。 「強く」「明るい」というのは麻生氏の売りでもあるが、今回の演説は姑息で陰険な印象を与え、麻生氏のそういったイメージを損なったのではないか。相撲で言えば昇進したての横綱が本場所初日にけたぐりにいったようなもので、みっともないものだ。。今の状況で意気軒昂というわけにも行かないだろうが、たとえ空元気であっても現状認識の甘い大言壮語であっても、民主党など我関せずとばかりに大きな花火をぶち上げたならそれなりに魅力をはなったかもしれないが、ろくに攻撃も受けてないうちに逆ギレモードで守りに入るようでは器の小ささがしれてしまった。
by tyogonou
| 2008-09-29 23:46
| 国内政治
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