心臓マッサージとディスコ音楽
「ステイン・アライブ」、ディスコ音楽が救命に一役=米研究 | エキサイトニュース
有名といえば有名だが、(特に若い)日本人にはそれほどなじみがないし、1分あたり100回という程度の条件なら他にいくらでも曲があるだろうと思ったが、意外にこのテンポは遅く、それでいてそこそこキレのいい速さで、なかなかよさそうなのが見つからない。強いて挙げれば、ABBAの『ダンシング・クィーン』くらいだろうか。しかし、そういった曲にはない心臓マッサージに適した利点が、他にもこの「ステイン・アライブ」にはある。
正確なテンポでリズムを刻むというのはなかなか難しいことだ。人間は記憶する時にコンパクトにまとめる傾向があるから、どうしても少し速めになりがちだ。クラシックの作曲家でさえ、ベートーヴェンを筆頭に楽譜に指定したテンポが速すぎて役に立たないという人は結構いる。ところがこの曲の場合、歌詞が詰まっている(間延びしたところがない)ので、例えばメロディーにあわせて "stayin' alive, stayin alive" と歌うと、オリジナルより速く歌うのが難しい。かといってゆっくり歌おうとすると、ノリが悪くなってしまう。普通に歌えば元のリズムに落ち着きやすいというのがよい。
また、全曲を歌うのはかなり難しいが、サビの「ア、ハッ、ハッ、ハッ、ステンアライ」の部分だけは覚えやすく、また心臓マッサージの動作とも一致するので、突然マッサージをしなければならなくなって慌てていても、そこだけなんども繰り返せばちゃんとリズムが取れるというのも素晴らしいところだ。

欲を言うなら、マッサージの適切な強さをつかむ方法も欲しいところだ。(おそらく)素人だと思い切って押せずに少し弱めになるだろうから。
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by tyogonou | 2008-10-19 23:37 | 科学 | Trackback | Comments(0)
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