麻生内閣
<定額給付金>「丸投げ」に自治体、不安と不満 | エキサイトニュース
もともと首相の気まぐれでしかなく、効果がないことは地域振興券の例でもはっきりしていることだし、具体的な方法を論じる与党の幹部の誰も(費用対)効果など一言も口にしないのだから、好きなようにしたらええねん、と思っていたのだが。。。全て地方に丸投げという大技を繰り出すとは思わなかった。そりゃ好きなようにすればいいが、せめて他人に迷惑をかけないようにするのが最低限の礼儀だ。
もっとも、首相の鶴の一声というか天の声ではじまったこのプロジェクト、言いだしっぺの本人が何も言わず内閣に丸投げして我関せず、加えて管轄の総務相が鳩山邦夫となれば、こういった事態に陥るのも無理のないことかもしれない。
それに、もともとこれは、選挙の洗礼を受けない麻生内閣の正統性をめぐる議論から国民の目をそらすための方便だったわけだから、そういう意味では高額所得者をどうするかなどという瑣末な問題をさも重大問題であるかのように議論することで立派に役割をはたしたといえるのかもしれない。
それでも、この体たらくではこの内閣に政権担当能力があるのか根本的な疑問を抱かざるを得ない。いくら閣僚の面子が異なるとはいえ、長らくこの国の実権を握ってきたのだから自民党には政策をある程度の形に整える能力くらいはあるはずだと思っていたが、全く手をつけずに放り出すとはあきれたものだ。

しかし、いくら関心がなくとも首相という地位にあるのだし、一応自分が言い出したことなのだから、首相も自分の意見くらい言ったらよさそうなものだ。自分の言ったことを無責任に放り出す人が「金融危機克服を主導」とは笑止千万。「歴史的なものだったと後世言われる」などと素面で言われた日にはこちらの方が恥かしくてやっていられない。それとも、親愛なる首相様の偉業に国民は感動してうちふるえるべきなのだろうか。
野中広務はTVのインタビューに答えて、自分は麻生氏に対して批判的ではあるが国民を思っているという点で小沢一郎氏よりましだと評していたが、とんでもない話だ。
少なくとも私の目には、麻生氏が分の悪い選挙を避けつつ金融危機をむしろ幸いとして総理の椅子をエンジョイ(どうも彼にはこの表現がしっくりくる)しているようにしか見えない。
よりによってこの大変な時期に日本は最低の人間をもっとも重要なポストに据えてしまったのではないか。
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by tyogonou | 2008-11-17 00:27 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
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