<鳩山総務相>「教育現場からの携帯追放正しい」 | エキサイトニュース
鳩山氏は「科学技術の発達は必ず陰があり、携帯電話もそういう側面を持っていることは否めない。メール人間は会話能力がおかしくなる。携帯電話が人間性を失わせる側面を強く持っていることは疑いようのない事実だ」と理由を説明した。総務相は相当なメールっ子だったに違いない。 誰も携帯電話がいいことづくめなどと言ってはいない。その負の側面が大きくクローズアップされている中、家庭の状況によっては必須ともなる携帯の有用性とのバランスやら、それを一律に府が禁止することの是非やらが議論となっているわけで、そういった議論を踏まえずいいかげんな口をきくのはいかがなものか。 最後の一文などを読むと、それなら総務省として小中学校に限らず携帯電話自体の禁止を検討したらいいではないかとまぜっかえしたくなる。 それはともかくとして。 私個人としては、携帯の悪影響はまれにではあっても深刻なものになりかねないので携帯追放はやむをえないと思う。しかし、世の中が競争社会なのだから教育現場でも競争原理を採用すべきだと主張する橋下知事がこれを主張するということにちょっと齟齬を感じる。すでに今の世の中携帯なしには立ち行かなくなっているわけだし、ネットでのいじめなども大人になってからも続く問題であろう。むしろ、これからの世の中子どもの時から携帯を駆使して気に入らない相手を攻撃してきた人間が増えていくわけで、そんな連中と立ち向かっていくためにも携帯は禁止すべきではない・・・むしろこちらの方が知事の好む論理のようにも思われる。
by tyogonou
| 2008-12-06 00:51
| 社会
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