カテゴリ:スポーツ( 96 )
ライオンズ売却 価格だけが問題か
ライブドアなど浮上=西武ライオンズ売却で
コクドはほかにも複数企業に対して球団譲渡を持ち掛けている。一部では明確に断った企業もあり、200億円を上回る譲渡価格が交渉上の大きな障害になっているもようで、球団売却が実現するかどうかは今後、コクドが価格面でいかに譲歩するかにかかってきそうだ。
明確に断った企業もあるというのは、西武鉄自動虚偽報告問題で重要事実説明せず株式売却した問題などで、西武グループがビジネス上の信用を失っているからではないのだろうか。それでもなお交渉上の障害となるような高い価格を提示するあたり、認識が甘くはないのだろうか。まさかとは思うが、ライオンズまで消滅する日もくるのかと心配になってくる。
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by tyogonou | 2004-11-06 23:51 | スポーツ | Trackback | Comments(0)
イチローの成したこと
イチローVsゴジラ…全米評価真っ二つ!
ただ、262安打のうち約86%の225本がシングルだったことで低く評価される傾向がある。MVPの有力候補でもあるヤンキースのシェフィールドは、スポーツイラストレーティッドのインタビューで「シングルを200本打ったから偉大な打者ということにはならない。ボールを強く叩いてフェンスの向こうに飛ばすことを考えなくていいのなら誰でもできる。感心はしないね」と語った。
イチローが成し遂げたことはなんだったのだろうか? 記録達成直前の試合を見ていて私が感銘を受けたのは、フィールドを転がっていくボールの行方(打った! 内野を抜けるのか! 捕った! 一塁は? 間に合うのか!)がこんなにも興奮を呼ぶものなのだということだった。ボンズ、マグワイア、ソーサたちのホームランも確かにすばらしいが、打ってしまえば「終わり」である。誰が取るのかということ―外野席の観客か、場外の海に浮かべたボートで網を持って待ち構えている人か―はベースボールの楽しみとは異なるものになってしまう。それに、ボンズのホームランに興奮した子供は友達に「明日野球しようぜ!」と電話するよりも、近所のトレーニングジムに電話することを考えるのではないか?
近年のホームランバッターたちが観客に超人的な夢を提供してきたとするならば、人間的な「白球を追いかける」楽しみを思い出させたことがイチローの特別な業績だと私は思う。
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by tyogonou | 2004-10-30 00:23 | スポーツ | Trackback | Comments(0)
裏金問題
阪神も裏金…久万オーナー、星野SD進退問題
少し前にニュースになった『報道と読者委員会』の詳報(というほど詳しくもないが)
球界の未来示す視点を  裏金問題は消化不良
渡辺委員 渡辺恒雄氏が辞めるに至った巨人のスカウト活動違反問題の掘り下げがなぜないのか。消化不良だった。プロ野球の問題というのは、ほとんどそこに尽きるのではないか。今の高校野球、大学野球、プロ野球は昔ながらの徒弟制度みたいな、裏金が動く世界を容認したままで動いている。そういう構造的問題を切り崩していかないと「ライブドアか楽天か」という面白い話だけで終わってしまう。
まさにそのとおり。横浜、阪神両球団とも、巨人の裏金問題が発覚したときに、同様の問題が存在しないことを「確認」しておきながら、今回「外部からの情報」で事件が明らかになったということは、「裏金が動く世界」が球界にしっかり根付いたままだということを改めて示した。もちろん、この問題はライブドアのアダルトサイトなどよりはるかに重要な問題だから、自ら物的証拠を持ち込んでまでライブドアを追求した清武巨人球団代表のような良識派が、球界の浄化のために獅子奮迅の働きを見せてくれるに違いないと思うけれど(もちろん皮肉です)。
巨人と楽天の密約説のような話も、このような構造問題が放置されたままなら、例えそれが事実でなくても、リアリティーをもって受け入れられてしまうのだ。

建設的な意見も言っておこう。
この裏金問題に関する限り、球団、あるいはプロ野球機構以外にも、二者が真実を明らかにできるはずだ。ひとつは日本学生野球協会。一場選手に処分は下したものの、事実関係についてはろくに調査しなかったようだが(ホームページにはこの件についてなんの情報もない)、一場選手についてもそれ以外の学生についても、調査したり、あるいはプロ野球側に情報の公開を要求したりできる立場にあるはずだ。それから、過去にこういった金を受け取ったことのあるプロ野球選手の側も、自分たちの経験について話すことができる。それはひどく不愉快な結果をもたらすかもしれないが、実現すればプロ野球の改革にとっていろいろな意味で非常に大きな貢献となるだろうと思う。
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by tyogonou | 2004-10-23 00:06 | スポーツ | Trackback | Comments(0)
上野動物園で朝青龍vs時天空「場外戦」
上野動物園で朝青龍vs時天空「場外戦」
いいねぇ。こういう勝負。
ちなみにわたくし。ネット検索勝負で横綱に勝ちました。
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by tyogonou | 2004-10-16 12:39 | スポーツ | Trackback | Comments(0)
立つ鳥後を濁す
Excite エキサイト : スポーツニュース

『プロ野球は無責任社会』 たとえばこんな風に?
根来コミッショナー、ストほったらかし

根来コミッショナーは法曹界出身であるために論理的に動くのが好きで、球界のように「感情で動く社会」はお嫌いだということのようだが、
「明日の実行委員会で辞めてやろうという気持ち。遠くない時期にこういう社会とはおさらばしたい」
このコメントは感情的ではないんでしょうかね?やるべき仕事が終わったなどというのであれば論理的だと思うけれど。

選手会とNPBの橋渡し役がいない--根来コミッショナーに聞く
あの騒動の中でコミッショナーに期待されていたことは「選手会とNPBの橋渡し役になること」であったと思うのだが、コミッショナーは中立公正でなければならないからなにも口を出さないという理屈はどう考えても良く分からない。激しく対立する意見を調整できるのは公正中立な第三者であるはずだ。

このインタビューでは「言いたいことはいっぱいある。立場上言えないだけ。やめたら言いますよ。」と言い、そのとおりにしている訳だが、批判は話し合いの最中でするべきだ。それが感情論ではない、論理的で筋の通った批判であるなら、それについて検討を加えることは問題点の改善につながるからだ。それをせずに最後っ屁のような捨て台詞をはいて辞めていくのは見苦しいし-そういった感情論を抜きにしても-球界の発展のためには何の役にも立たない。

正直、これなら渡辺恒雄氏の方がましなようなものだ。彼は、自球団の利益に(極端に)偏っていたかもしれないが少なくとも球界のことを考えてはいた。そしてファンや選手のことをほとんど考えなかったとしても、何かしらを「した」わけだから。
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by tyogonou | 2004-09-26 23:22 | スポーツ | Trackback | Comments(0)
「感動を与える」
私は実は星野仙一氏があまり好きではない。

いつのことかは定かではないが、中日か阪神の監督に就任したころのテレビのインタビューで「感動を与えられるような試合をしたい」というようなことを言うのを聞いて、長島さんや若い選手ならともかく、星野さんまでこんなことを言うのか・・・と暗い気持ちになったのを覚えている。
「与える」とは目下の人間に向かって言う言葉だ。もちろん、星野氏がファンを見下しているわけではないだろうが、この言葉の持つ押し付けがましさまではぬぐえない。そしてその押し付けがましさに注意が払われないまま、「感動を与える」という表現が氾濫していくような状況を想像して憂鬱になってしまったのだ。
もうひとつ。感動とはサルの餌のように簡単に与えたり与えられたりするようなものではない。すばらしいプレーを見て感動するとき、その感動は私自身の力さえ超えている。人間は、自分の意志によって感動したりしなかったりはできないものだ。大げさに言えば感動はいわば野球の神様がくれるものであって、選手もファンもその前では等しく微々たる存在でしかない。
鈴木健二氏が何かの雑誌で、アテネ五輪中継のアナウンサーや選手たちの言葉の貧困さについて苦言を呈していたが、それは現役の若い人たちだけでの問題ではない。
一応、私自身、言葉の「誤用」についてあまりうるさく言うつもりはない。自分自身がそういった「誤用」をしていないとも限らないし、言葉は変化し続けるものだと考えているから。それでも、「感動を与える」という表現をはじめとして、スポーツやマスメディアの世界で常套句として使われるようになった「誤用」には苛立ちを抑えることができない。それが自覚されにくい傲慢さ、たとえば「フリーダム」を口にするアメリカ人のようなナイーブな傲慢さを生むからだ。
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by tyogonou | 2004-09-18 23:39 | スポーツ | Comments(0)