カテゴリ:社会( 227 )
野菜高騰
9月にはこんなこともあった。
キャベツ生産調整、150トンを廃棄--鳴沢町 /山梨
現在の状況を予想しろというのも無理な話だが、愚かしい(間抜けなとかではなく)ことだと思う。キャベツの保存方法としてはザウアークラウトくらいしか思い浮かばないし、その150トンが現在の状況をもっとましにしていたということもないかもしれないが、なんか本当に粗末にしてしまったな、と思う。
ヒゲ3トン宙に浮く 商業捕鯨時代の“遺産”
これも、何とかして保存してほしいと願う。
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by tyogonou | 2004-10-23 00:26 | 社会 | Trackback | Comments(0)
これは「ネットの闇」ではない
同時にネット心中か 埼玉県皆野町の練炭自殺
これはインターネットの問題ではない。
自殺率:日本が先進国でトップに WHO調査
例えばネットという手段が無かったために去年一年間でネット心中した人たちが全員自殺を思いとどまったとしよう。2003年一年間の自殺者数が34,427人、一日あたり94人、ネット心中は年間で34人、割合にして0.1%でしかない。「人間が犬に噛み付いたらニュースだ」といった意味合いでニュースバリューはあっても、ネットの抱える問題云々ということではないだろう。もちろん、ネットの悪い影響をうけて自殺した人はそれより多いのかもしれないが、「いのちの電話」には回線が混んでいてつながらないというような状況で、ネットによって救われる人もまた少なくはないだろうし、なによりネットの普及率と各国の自殺率に相関関係があるというわけでもないわけで、自殺の防止という観点ではネットの影響について語ることはやはり意味がない。あえて「ネット心中」について語り、それを防止することの意味があるとしたら、自殺という不愉快な問題がニュースとして私たちに突きつけられるような事態を防ぐということでしかない。(つまり、ネット自殺がなければ私たちは自殺のことなんて考えずに済む、ということだ。)

蛇足。
いかなる暗合か、この同じ日に我らが首相のありがたい励ましとは強烈な皮肉だ。
美高学園歌で国民を鼓舞 首相が所信表明演説で
「いや、よくないね~」この事件について訊かれて答える総理の姿が今から目に浮かぶようだ。
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by tyogonou | 2004-10-13 00:50 | 社会 | Trackback | Comments(0)
ノーベル田中さん、イチロー、アテネ五輪代表
「子どもにも競争原理を」 文科相、学力調査見直しも
田中耕一さんのノーベル賞は競争原理の賜物だったろうか?
「大切なのは、自分の持っているものを生かすこと。そう考えられるようになると、可能性が広がっていく。」というイチローの考え方は間違っているのだろうか?
アテネ五輪における日本選手の活躍についてのこんな分析はどうだろう?
文科相の方針の具体的な中身がまだあきらかになっていないが、
「全体の中で、自分がどういう位置にあるのかを自覚しながら」云々というのは少々胡散臭い。
青色発光ダイオードの中村修二氏の例を考えればわかるように、競争原理の重要な側面のひとつは「努力して成果を上げた人は十分に報われるべき」ということである。それは必ずしも良いことばかりではないとはいえ、そういった方向性で「競争原理」を導入するなら、文科相が求めているものも達成されるだろうと思うのだが。
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by tyogonou | 2004-10-06 00:52 | 社会 | Trackback | Comments(0)
人間は個性的であるべきか否か
ありふれたテーマだが、私はこのテーマについて語ること自体にある種の問題があると思う。
個性を重んじるにせよ、共通性を重んじるにせよ、
自分と他者とのひとつひとつのファクターの異同に視線が向けられるために、
自分の中でそれらのファクターがどう結びついているのかという問題、
すなわち自己の連続性という問題が不当に軽視されているのではないだろうか。
「乖離」という用語を安易に使うことは危険かもしれないが、
現在の社会問題を考えるのには有用なメタファーであるかもしれないし、
個性の尊重云々という議論と現在の状況との結びつきをそれは説明するのかもしれない。
『〈私〉のファシズム』
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by tyogonou | 2004-10-05 23:20 | 社会 | Trackback | Comments(0)
帰宅してからでも
<反日分子>抗議ファックスに調査

とりあえず、勤務時間中の送信については教員側に非があるのは間違いない。
授業中の私語や、成人式で騒ぐ若者たちと同様、
思想信条の自由や言論の自由の問題ではない。
むしろそういった自由を守るためにこそ言動に気をつけるべきだと思う。

それから、これは過去の発言であるが
「反日的分子のために数十億円もの血税を用いることに」云々については
自衛隊イラク派遣時の小泉首相の記者会見を思い出すべきだ。
「日本としてできるだけのことを支援すると。そういうことによって、多くの外交官も、あるいはNGOで活躍している一市民も、そして自衛隊の諸君の活動も、イラク国民から評価されれば、一番恩恵を受けるのは日本の国民だと私は思っております。」
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by tyogonou | 2004-09-26 00:11 | 社会
愛子さま
愛子さま映像公開

愛子さまには興味は無いが、ひとつだけ要望がある。
愛子さまに箸の使い方を教えている映像が公開されて欲しいということだ。
こどもが箸を使えない理由が「そもそも親が使えてない」だったりする世の中を
それがささやかでも変えるなら愛子様と騒ぐのも悪くないかな・・・と。

おまけ:リトミックといえばこちら
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by tyogonou | 2004-09-25 14:12 | 社会
遺族感情
宅間守死刑囚に死刑が執行された。
プロ野球再編問題の陰に隠れてしまった感もあるが、様々な問題を投げかけた。
重要な問題だしこの事件が提起する問題は特異でもあるから、
しばらくすれば多くの議論が巻き起こるに違いない。
そのなかで
死刑賛成派にとっても反対派にとっても遺族感情は重要な論点になるだろう。

たしかに遺族感情は重要だ。
だが、遺族の感情が重視されるためには条件がつくことを思い起こさなければならない。
その条件とは、「遺族」にふさわしい言動を取ることである。
まちがっても、イラクで人質になった若者たちの家族のようにふるまってはならない。
怒りを抑え切れなければ、怠惰な警察のような小規模で穏当な対象に向けるべきで、
体制批判のレベルに拡大してはならない。
これから遺族感情云々という議論を聞くときは、
私はその人にとっての「遺族」の条件に注意を払いたい。
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by tyogonou | 2004-09-20 00:17 | 社会