カテゴリ:国内政治( 140 )
辞退するかは「人間の矜持」 「さもしい」発言で首相
辞退するかは「人間の矜持」 「さもしい」発言で首相 | エキサイトニュース
 麻生太郎首相は15日の参院決算委員会で高額所得者が定額給付金を受け取るのは「さもしい」と発言したことについて「1億円も収入がある方はもらわないのが普通だ。人間の矜持の問題なのかもしれない」と自発的辞退が望ましいとの見解を示した。
なるほど。人間としての矜持も保てない貧乏人どもに、親愛なる首相様がお恵みくださるということか。
「金ならうなるほど持っているのに」給付金を辞退しないのが「さもしい」のだと反論されそうだが、はいそうですか、と素直に言えないのは、首相に給付金をとても辞退できない貧乏人の尊厳を傷つけないようにしようという配慮が足りないからというばかりではない。

所得がいくらあろうが、給付金の金額がいくらであろうかそんなことは実はどうでもいいことだ。重要なのはそれを受け取るきちんとした理由があるか否かだ。
自分の財布にとっては端金なら受け取らないが、そこそこ大きい金額なら受け取る、そんなのは矜持とは言わない。むしろそういった金額の多寡で態度を変えることこそ「さもしい」ことだ。自分にとっては喉から手が出るほど欲しい金だが、受け取る筋合いがない金は受け取らない、それを矜持というのではないか。拾った財布の金、落とした財布の金、ともに自分が受け取るわけにはいかないといって喧嘩になった江戸っ子の話を首相はご存じないか。
給付金の発案者であり最高責任者として、麻生首相はその意義を説明できるはずだし、それが「政策」であるなら説明しなければならないはずだ。だが、首相の口から給付金の日本の経済を良い方向に導く効果を全く聞くことができないのはどういうことなのか。
もし、高額所得者が給付金を受け取ることでこの「政策」の効果が薄れるなら、そう説明すればよいし、そもそもそういった理論的な裏づけをもとに、制限を設ければよかっただけのことではないか。そうすれば、受け取る理由も受け取らない理由も明確になる。それを自分達では何も決められずに丸投げしておいて、金持ちは受け取らないのが普通だなどとせこいことを言うのは本当にさもしい心根だ。

結局、給付金の目的とは、単に首相が貧乏人どもが端金をありがたがる様を見て喜ぶことではないのか、と思わずにはいられない。高級ホテルの高層階で、美女を数人はべらせ、白いガウンに身をつつみ、ブランデーを温めながら、下界で端金をめぐって相争う虫けらどもを見下ろしせせら笑う権力者、麻生首相はそんな漫画のキャラにあこがれてでもいるのだろうか。
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by tyogonou | 2008-12-16 23:36 | 国内政治 | Trackback(1) | Comments(2)
国民より政局
石原伸晃幹事長代理「麻生政権はがけっぷち」 自民党に首相反発続々 (1/3ページ) - MSN産経ニュース
森が塩崎ら批判「お笑いタレントでもやればいい」 - ネタりか
自民党の町村氏、首相批判の渡辺氏は「離党を」=安倍氏「文句あってもやせ我慢」(時事通信) - Yahoo!ニュース
石原氏の麻生政権ががけっぷちであるという認識も、渡辺氏らの首相批判も、新党の可能性を模索する動きも理解できる。
しかし、一方で、両元首相らの批判も理解できる。批判の根拠というか論理にはちょっと問題はあるが、自民党の議員なら批判はカメラのないところでおこない、カメラの回っているところでは首相を守る、あるいは視聴者に理解されるように橋渡しをするように努めるべきだと私も思う。もっともこれも、首相側にも問題があって、ごく狭い周辺を除いて風通しが良くないのではないかという感じもする。
それにしても、首相批判派にしろその批判派にしろ、今の国内外の情勢のなかで内閣ががたがたして機能低下していたら、そのしわ寄せがどこにいくのか、そこを口にする議員が全くいないことには怒りを禁じえない。首相批判派は次世代以降のリーダーと目されてきた人たちだが、ここにきての政局のみを考えた発言には本当に失望した。アメリカで一旦否決された緊急経済安定化法案を再可決するためにオバマ大統領候補(当時)が強力な働きかけを議員らに行った、それをほんの少し前彼らも注視していたはずだが、そこから何も学ばなかったのだろうか。
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by tyogonou | 2008-12-07 00:42 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
<定額給付金>神奈川知事「自尊心が育たぬ」 知事会で論争
「社会常識欠けた医者多い」=麻生首相が発言、すぐに陳謝(時事通信) - Yahoo!ニュース
「社会的常識がかなり欠落している人(医者)が多い。とにかくものすごく価値判断が違う」
麻生首相と価値判断が違うならたぶんその人は社会常識があるのだろうと思うのは私だけだろうか。

<定額給付金>神奈川知事「自尊心が育たぬ」 知事会で論争
 一方、麻生首相は「そういった(独立自尊の)意識が神奈川県民にあるとするならば、(所得が)500万円でも(給付金を)取りに来ない人は取りに来ない。5000万円でも欲しい人は欲しい。返す返さないは本人の哲学の問題であり、矜持(きょうじ)の問題なんだと基本的に思っている」と述べた。
定額給付金のニュースに国民が喜んで尻尾を振っているようにも見えず、むしろ冷ややかな目で見ているように思われるから、知事の批判もちょっとずれているようにも思われるが、首相は相変わらずひどすぎる。首相にとっては全く関心のない問題かもしれないが、何のための給付金なのか? これは経済対策という触れ込みだったはずだから、給付金の意義はそれを受け取ることよりも、それを使うことのほうにあるのだろう? そこに全く触れることもなく、受け取るか否かは哲学だ矜持だなどといっているのは、首相自身の意図がただのばら撒きでしかないことを証明している。
麻生氏に国民の生活や現在の経済状況をどうにかしようという哲学も矜持もなく、金さえばら撒けば国民の気持ちをつかめるなどとふざけたことを考えているなら、現在の地位にいるべきではない。無責任だ何だと批判はしないから、さっさとその座を降りるべきだ。
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by tyogonou | 2008-11-20 01:14 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
麻生内閣
<定額給付金>「丸投げ」に自治体、不安と不満 | エキサイトニュース
もともと首相の気まぐれでしかなく、効果がないことは地域振興券の例でもはっきりしていることだし、具体的な方法を論じる与党の幹部の誰も(費用対)効果など一言も口にしないのだから、好きなようにしたらええねん、と思っていたのだが。。。全て地方に丸投げという大技を繰り出すとは思わなかった。そりゃ好きなようにすればいいが、せめて他人に迷惑をかけないようにするのが最低限の礼儀だ。
もっとも、首相の鶴の一声というか天の声ではじまったこのプロジェクト、言いだしっぺの本人が何も言わず内閣に丸投げして我関せず、加えて管轄の総務相が鳩山邦夫となれば、こういった事態に陥るのも無理のないことかもしれない。
それに、もともとこれは、選挙の洗礼を受けない麻生内閣の正統性をめぐる議論から国民の目をそらすための方便だったわけだから、そういう意味では高額所得者をどうするかなどという瑣末な問題をさも重大問題であるかのように議論することで立派に役割をはたしたといえるのかもしれない。
それでも、この体たらくではこの内閣に政権担当能力があるのか根本的な疑問を抱かざるを得ない。いくら閣僚の面子が異なるとはいえ、長らくこの国の実権を握ってきたのだから自民党には政策をある程度の形に整える能力くらいはあるはずだと思っていたが、全く手をつけずに放り出すとはあきれたものだ。

しかし、いくら関心がなくとも首相という地位にあるのだし、一応自分が言い出したことなのだから、首相も自分の意見くらい言ったらよさそうなものだ。自分の言ったことを無責任に放り出す人が「金融危機克服を主導」とは笑止千万。「歴史的なものだったと後世言われる」などと素面で言われた日にはこちらの方が恥かしくてやっていられない。それとも、親愛なる首相様の偉業に国民は感動してうちふるえるべきなのだろうか。
野中広務はTVのインタビューに答えて、自分は麻生氏に対して批判的ではあるが国民を思っているという点で小沢一郎氏よりましだと評していたが、とんでもない話だ。
少なくとも私の目には、麻生氏が分の悪い選挙を避けつつ金融危機をむしろ幸いとして総理の椅子をエンジョイ(どうも彼にはこの表現がしっくりくる)しているようにしか見えない。
よりによってこの大変な時期に日本は最低の人間をもっとも重要なポストに据えてしまったのではないか。
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by tyogonou | 2008-11-17 00:27 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
森元首相>「戦後教育の過ち」日教組を批判
<森元首相>「戦後教育の過ち」日教組を批判 | エキサイトニュース
自民党の森喜朗元首相は20日、名古屋市での講演で、日本教職員組合について「親や子供を殺すようなことが珍しくもない世の中になったのはなぜか。やはり戦後の日教組教育の大きな過ちだ。それが民主党の支持団体じゃないか」と批判した。
どうしても分からないのは、その間、自民党は何をやっていたんだ?ということだ。戦後半世紀以上事実上の一党支配体制を敷きながら教育行政は、日教組に全てを握られていて手を出せなかったとでも言うのか。それほどまでに日教組が大きな権力を握って子ども達を教育してきたのなら、その日教組が支持する民主党などが政権をとれずにきたのはなぜか。
そして森喜朗氏は行政府の長である内閣総理大臣としてなにをしていたのか。
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by tyogonou | 2008-10-21 00:36 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
やっぱり不出馬
<中山前国交相>衆院選「やっぱり不出馬」古賀氏が調整拒否 | エキサイトニュース
出るんだか出ないんだかはっきりしない、自分の決断として宣言すべきところを他人の「声」を理由にする、突っ込まれれば「一貫している」などと逆ギレする。宮崎の県民性なのかと思うくらい東国原知事と似ているのはちょっと面白い。こういったあやふやな態度が後援会や県連など自分の周囲にかける迷惑を顧みることができないのはみっともないのを越えて醜い。勝手に後継者に指名された知事も他山の石として気をつけたほうがいい。
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by tyogonou | 2008-10-18 00:14 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
世論に負けた東国原知事 未練タラタラの「不出馬宣言」
世論に負けた東国原知事 未練タラタラの「不出馬宣言」 | エキサイトニュース
県政から国政へ転じることなどごくありふれたことだし、そういった政治的向上心を持つのは悪いことではない。「未練タラタラ」「ツケ上っている」などと批判するのは少し酷な気もする。
もっとも、宮崎県民の気持ちについて、あるいは今、中山成彬前国交相の後に自民党から選挙に出るということについて、知事の状況判断は鈍いと思う。それに、どうも腰の据わらない浮き足立った感じは、良く言えば初々しいが悪く言えば頼りない。この記事の写真を見ても視線の先がきちんと見えているのか、自分の気持ちと守りたいイメージの狭間で思考がゆれていて上の空という感じを受ける。
有権者の気持ちに敏感であろうとすることはとても大切なことだ。しかし、最終的に決断しなければならないのは自分自身である。ちょっとそういう覚悟がどこかにいってしまっているようだ。

こういった批判がそんな知事の感情を刺激してまたちょっと変なバトルが発生しなければいいが。
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by tyogonou | 2008-10-06 23:46 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
【麻生首相所信表明】“逆質問”連発に民主反発「パフォーマンスだ」
【麻生首相所信表明】“逆質問”連発に民主反発「パフォーマンスだ」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
一言で言えば、政局を第一義とする所信表明演説で、「麻生流」を期待されるなかでちょっと変わったことをしてみたということなのかもしれないが、行政の長としての所信表明演説としては根本的に間違っている。野党各党からの批判も当然だと思う。
 首相は演説で(1)国会での合意形成のルールづくりに応じる用意はあるのか(2)日米同盟と国連のどちらを優先させるのか-などと民主党の姿勢をただしている。
自民党支配体制にしても、国連とアメリカ、そして日本の関係にしても、これからどう動くか分からない状況でどちらの質問もあまり意味がない。またどちらも一般的な原則について問うものだが、現状はそんなことを議論してるほど悠長なものだろうか。やはり首相の現状認識は甘いのではないか。
肝心の選挙対策のパフォーマンスという意味でも失敗だったのではないかと思う。
「強く」「明るい」というのは麻生氏の売りでもあるが、今回の演説は姑息で陰険な印象を与え、麻生氏のそういったイメージを損なったのではないか。相撲で言えば昇進したての横綱が本場所初日にけたぐりにいったようなもので、みっともないものだ。。今の状況で意気軒昂というわけにも行かないだろうが、たとえ空元気であっても現状認識の甘い大言壮語であっても、民主党など我関せずとばかりに大きな花火をぶち上げたならそれなりに魅力をはなったかもしれないが、ろくに攻撃も受けてないうちに逆ギレモードで守りに入るようでは器の小ささがしれてしまった。
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by tyogonou | 2008-09-29 23:46 | 国内政治 | Trackback(2) | Comments(0)
日教組批判は「確信犯」=辞任会見で自画自賛
日教組批判は「確信犯」=辞任会見で自画自賛-中山氏(時事通信) - Yahoo!ニュース
<中山国交相辞任>衆院選へ自民議員に追い打ち(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
最初に日教組云々の件を読んだときには、なぜ「今」「国交相が」日教組を攻撃するのか、苦笑せざるを得なかったが、辞任会見でもまだ言っているのを見ると、この人は本当に国土交通大臣をする気があったのか、あるいは国土交通省の管轄自体を知らなかっのではないかと、唖然としてしまう。中山氏は余程日教組の強い地域で育ったに違いない。
そもそも「今」日教組とは良し悪しに関わらず取り上げられなければならないほど大きな問題なのだろうか。教育自体は様々な問題が起こっていて国民的にも大きなイシューであることは間違いない。その中にはモンスターペアレントのような、日教組が扱うのに適した問題もあるにも関わらず、かつてのような存在感がそういえばなくなってきてしまっているのではないか、そう感じる。現在の学力低下が日教組の隆盛を示しているわけでもあるまい。
中山氏は「確信」を示すことで自分の威厳が保たれるとでも考えたのかもしれないが、単に自分の不始末をごまかすために、日教組という嫌われ者をいじめる「祭」をぶちあげようとしただけのことで、中山氏の卑劣さを改めて明らかにしたに過ぎない。
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by tyogonou | 2008-09-29 00:27 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
<中山国交相>突出発言に批判広がる 野党は一斉に罷免要求
<中山国交相>突出発言に批判広がる 野党は一斉に罷免要求(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
再入閣で口も滑らかな鳩山総務相が先陣を切るのかと思っていたら、とんだ佐々木高綱が現れたものだ。
一粒で三度美味しいというのだろうか。どれも程度が低くて、首相の任命責任以前にこんな人を何度も当選させてきた有権者の責任を考えてしまう。だからといって首相の責任が問われなくていいわけはないが。
国民新党の亀井久興幹事長は「これからも、いろいろな方がいろいろな発言を繰り返されるのでは」と語った。
こういった人を入閣させているようでは、不規則発言に限らず「いろいろ」出てくるであろう。話し合わなければならなければならないことは山ほどあるのに、こういったくだらないことに時間とエネルギーが割かれていくであろうことに怒りを禁じえない。
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by tyogonou | 2008-09-27 00:35 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)