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追い風
日本人拉致を非難 国連総会決議案判明
歓迎すべきニュースだ。
これによって拉致問題の解決を望むのは、単なる日本の立場ではなく国際社会の意志であると言える。
この追い風を最大限に活用してもらいたいものだ。
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by tyogonou | 2005-10-31 13:09 | 国際 | Trackback | Comments(0)
軽はずみな言葉
<靖国参拝>中国の歴史教育に疑問 小泉首相が米紙に語る
米保守系コラムニストのロバート・ノバク氏は24日付の米紙ワシントン・ポストで、小泉純一郎首相が同氏のインタビューに対し、靖国神社参拝に反発している中国の対応について「日本をライバル視する認識を広め、反日感情を作り出すことは中国の指導部にとって好都合なのだろう」と述べたことを明らかにした。
こういう発言をしてはいけない。
中国政府に媚びる必要はないが、かといって無意味に相手を貶めるようなことを公の場で口にすべきではない。中国国内の反日感情を好転させたいのなら(してもらわないと困るのだが)、現在の日本が平和主義を重んじていること、中国国民とも友好的でありたいことをアピールし、中国政府にはそのための協力を訴えるような方向で話をしなければならない。アジアカップサッカーで見られたような行き過ぎた反日的行動は中国にとってマイナスにしかならないことは中国政府とて分かっているはずで、相手の面子が立つような話をしていれば、事態の好転に向けた協力関係を築くことはできるはずだ。だが、こういった挑発をされれば、相手側だって引っ込みがつかなくなってしまう。
年の若い新人議員が国内向けの比較的肩のこらない放送番組で「料亭に行きたい」などといったところで国政には何の影響もないが、一国の元首が対外的なメッセージを発信する場で放った軽はずみな言葉は、外交的な利益を大きく損なうこともある。その自覚を持って欲しいものだと毎度願わずに入られない。
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by tyogonou | 2005-10-26 01:49 | 国内政治 | Trackback(1) | Comments(2)
国会議事堂中央広間4つ目の台座を
<戦没者追悼>施設建設に向け議連発足 自公民
前にも書いたのだが、この場所を戦没者を祀る場所としたらいいと思う。
収容人数の大きい施設が望ましいのかもしれないが、戦没者の格付け、無宗教性、国権の最高機関の日常の中に根付くということなど、多くの点で戦没者追悼施設としての条件を備えているように私には思われる。
また、消費税額を上げなければならないというような厳しい財政状況の中、コストがかからないというのも良い。あまり予算を割けない状況にあることは間違いなく、その乏しい予算でみすぼらしい施設を作るよりずっといい。
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by tyogonou | 2005-10-26 00:43 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
こちらは言うべきことを言ったニュース
米印協力に懸念表明 政府「NPT形骸化」
政府が、核拡散防止条約(NPT)未加盟のインドと原子力協力で合意した米国に対し「北朝鮮やイランに誤ったメッセージを送りかねない」と懸念を伝えていたことが22日、分かった。NPT体制の形骸(けいがい)化につながる米国の核政策に、唯一の被爆国として異例の苦言を呈した形だ。
アメリカにしてみれば別に誤ったメッセージを送ってなどいないということかもしれない。「アメリカに従えばNPTなど気にする必要はない」そういうメッセージを正しく発信しただけだ、と。この場合、NPTはアメリカの国益を制限する足かせにしかなっていないわけだ。
もちろん、日本にしろ他の国々にしろ、それがアメリカの国益に適うからといってより大きな核の脅威に晒されなければならない理由はなく、きちんと言うべきことを言ったということは評価したい。
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by tyogonou | 2005-10-24 13:18 | 国際 | Trackback | Comments(0)
どっちが、という問題ではなく
自民党、新人議員対ベテランで「マナー」論争
これはどちらのマナーが劣っているかといった対立の問題ではないだろう。
禁煙化の流れは最早とめられようもなく、国技館さえ禁煙となり、愛煙家のファンからもそれもやむなしと受け入れられたことを考えれば、新人議員たちのような意見が出てくるのは当然で、むしろ今まで放任されてきたことの方が驚くべきことだといえる。
その一方でほとんど「学級崩壊」の成れの果てのような新人議員たちの行動も確かにひどい。党首や幹事長などトップの言動もかなり問題があるのだが、はっきりそれ以下である。
敢えて弁護してみるとすれば社会人の「常識」というものも移り変わっていく運命にあるのだということになるのかもしれないが、新しく常識となりうるような良い面を見出すことは難しい。
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by tyogonou | 2005-10-24 00:53 | 国内政治 | Trackback(1) | Comments(0)
続報 ソウルの漢字表記
韓国が中国にソウルの漢字表記の変更を求めていた話の続報。
ソウルの表記は「首爾」、中国が「漢城」から変更へ
中国側が韓国の提案を受け入れたということだ。
受け入れて当然のはなしではあるが良かったと思う。
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by tyogonou | 2005-10-23 23:19 | 国際 | Trackback | Comments(0)
日本が提案しなければならなかったこと
Excite エキサイト : 国際ニュース
これは日本がしなければならなかった提案だと思う。
私自身は拒否権を覆す制度について考えていたが、こちらのほうが穏健で、常任理事国に道義的な思慮を要求するという点でよい提案だと思う。
 決議案はまた、「大量虐殺、人道に対する罪などに際し、常任理事国は拒否権を行使すべきでない」と規定。事実上の「拒否権制限」に踏み込んだ点で画期的といえる。
常任理事国側は反発するだろうが、この規定の揺ぎ無い倫理的な正統性に対抗しうる合理的な理由を見つけることは難しいだろう。拒否権というものが、日本の国際連盟脱退のような事態を防ぐための沸騰石として、倫理的というより現実的な理由で設けられていることを考慮しても、この程度の制限はあってしかるべきだと思う。
日本も積極的に支持するべきだ。

さらに決議案は「常任理事国が反対票を投じた場合でも、宣言すれば、拒否権と見なさない」との規定も盛り込んだ。現在の国連憲章では、常任理事国が1カ国でも反対した場合、即座に否決となる。否決までは望まないものの、「反対」の意思を表示したい場合に適用される。
ちょっとここの部分が分かりにくかったのだが、現在、「賛成」、「反対(即拒否権発動)」、「棄権」の3通りしか選択肢がなかったのを、「反対(ただし拒否権は行使しない)」という第4の選択肢を作ろうということか。これも良い提案だと思う。
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by tyogonou | 2005-10-21 13:21 | 国際 | Trackback | Comments(0)
中絶薬論争
<飲む妊娠中絶薬>バチカンが「待った」で論争に イタリア
中絶問題についてのカトリック教会の強硬な姿勢は新法王の下、さらに強まっていくのだろうし、それが世界の現実とどのように関わっりあっていくことになるのか注目しなければならないが、このニュースで気になったのは次の一点だ。
これに対し、使用を許可したピエモンテ州のブレッソ知事(女性)は「世俗国家なのだから、教会の求めに応える必要などない」とはねつける。
右よりのポピュリストが口にしそうな台詞ではあるが、確かに小気味良い啖呵だ。
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by tyogonou | 2005-10-19 00:53 | 国際 | Trackback | Comments(0)
分担率に関するひとつの私案
国連分担金の削減要求 日本、常任理入り絡め
これはやはり日本に理があるように思う。
もちろん、常任理事国がダメなら分担金を払わないということではなく、できるだけの貢献をするからそれなりの評価をして欲しいというベクトルで話を進めるべきだが、常任理事国の問題と分担率とをリンクさせて議論することは決して間違っていないと思われる。
個人的には自衛隊の問題をふくめ、日本が常任理事国として充分な役目を果たしうるかどうかという不安もあるのだが、、実際の分担率を見てみると、(アメリカは別として)突出した分担率を担う日本が責任ある地位についていないというのは不当であると言わざるをえない。
しかし、そうは言っても、分担率は各国の経済力などを基礎にあらかじめ決められた計算式で算出されるものであるから、それ自体を不公平と断じることも難しい。そこでひとつの選択肢として考えられるのは、分担金の上限と下限の設定を常任理事国と一般加盟国で異なるものにするというのはどうだろうか?
現在、分担率の上限は一律に22%、下限は0. 001%となっているが、常任理事国に新たな下限と、一般加盟国に新たな上限を設けるのだ。各国の経済力に比しての分担金の重さに差ができても問題ではあるが、一部の国にあまり大きな責任と力が集中してしまうのもまた問題だ。現在の論調では分担金は負担、あるいは重荷としてしか扱われていないようであるが、支払い拒否が脅しになりうるという意味では高い負担率は力ともなりうる。ある意味中国やロシアが一連の問題に関して日本に対して強く出られるのは、日本がそういった危険な方向性に進まないという安心感があるからこそではないだろうか。だが、日本に限らず、ある国が余りに高い割合を占めてしまうことは不健全であると思う。
たとえば、常任理事国の負担率の下限の合計が一般加盟国の上限以上になるようにするというのは(現在の状況では常任理事国の負担率の下限を3%、一般加盟国の上限を15%というように)、それぞれの国の果たす役割と負担、力のバランスを調整するという意味では無茶な要求ではないと思う。実情を考えれば常任理事国の下限を1.0~2.0%、一般加盟国の上限を15~18%あたりが妥当なところなのだろうと思うが、両者の間で上下限に差をつけるというのは分担率の計算式をいじるよりも簡単で説得力もある主張であると思う。安保理の改革案の中には、準常任理事国といった形で拡大を図るものもあったが、将来そういった方向に進んだ時にも簡単に適用できるわけだ。

本当は、さらにもうひとつの改革を付け加えたいところだ。
国連憲章 第19条
 この機構に対する分担金の支払が延滞している国際連合加盟国は、その延滞金の額がその時までの満2年間にその国から支払われるべきであった分担金の額に等しいか又はこれをこえるときは、総会で投票権を有しない。但し、総会は、支払いの不履行がこのような加盟国にとってやむを得ない事情によると認めるときは、その加盟国に投票を許すことができる。
常任理事国の場合、満2年より短い一定期間(例えば20ヶ月分)の延滞で拒否権などの特権を一時停止されるというようなものだ。
もっとも、これを持ち出したらせっかく日本支持にまわっている(額にして)最大の滞納国を敵に回すことになるのでやめておいた方が良いだろう。

そういった遠慮をしなければならないところが常任理事国としてふさわしいと断言できない理由ではあるのだが。
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by tyogonou | 2005-10-19 00:30 | 国際 | Trackback(1) | Comments(2)
靖国参拝の優先順位
<小泉首相>靖国神社に昇殿せず参拝 秋季例大祭初日
小泉首相の人となりを知っていれば、彼がいつもどおりに振舞っただけということではあるのだが、一国の首相としてはもっと老獪な(洗練された)外交的センスを発揮して欲しいと願わずに入られない。
今は拉致問題などに関して中国や韓国の協力を請わなければならない時期である。そういった時期に、両政府が否定的な態度で取り上げなければならないような話題を敢えて作るということは北朝鮮に漁夫の利を与えることに他ならない。
例え、首相が公約として常々から掲げており、前回の選挙で信任を受けたと言えるとしても、拉致問題よりは優先順位が下ではないのか? まして今回は私的参拝ということである。首相の私的な問題と外交上のアジェンダの中での最優先課題とでは比較にならない。ただでさえ交渉が遅々として進まない状況の中で、そういった話題が口にされる時間さえ惜しくはないのだろうか?
折からの自身の参拝に対する違憲判決は、参拝をしないことの大義名分になるはずだ。それを第三者から見ればあまりに瑣末な方法の変更によって実行しても、小細工としかとられないのはわかりきったことだ。国内的には強弁で乗り切れるとしても、中韓両国が善意の協力を控えることを防ぐことはできない。
いまさら仕方のないことだが首相には問題の優先順位というものをきちんと考えてもらいたい。
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by tyogonou | 2005-10-18 01:24 | 国内政治 | Trackback(1) | Comments(0)