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一応評価されるべき
<薬害肝炎>「一歩前進」…国側の真意は? 一律救済(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
「和解案」としては救済範囲を限定した裁判所の骨子案と矛盾することはできない。しかし、だからといって薬害被害者を救済しないでいいということにはならず、そういった制約のない形で救済をはかろうというのは、首相の手続き的正義を重視する姿勢の表れだろうか、と思う。「裏切られた」などとののしられ支持率も下げながら、弁解もせず、新たな対策についても声高に誇るでもなく、淡々とすべきことをするというのは政治家の姿として興味深い。小泉元首相のように声が大きい(影響力の大きい)ということは、単に支持や票に結びつくというだけではなく、問題に国民の関心を喚起するという意味においても政治家にとって重要な資質であって、そういったものをむしろ嫌っているかのような首相はどちらかと言えば異端なのだが、うまくいけば新鮮さもあって大きな支持を受けるかもしれない。
原告団もそこのところを理解した方がいいように思う。
原告団の発言を見ていると、首相の気持ちさえ動かせばそれで全て解決してもらえるというような考えが見える。首相とは、政府という大きな機械の構造を無視した奇蹟を起こす万能の神ではない。特に福田首相に関しては、愛を乞い祈るのではなく、論理的に説得するのでなければうまくいかないだろう。
改めて首相に面会を求めるということだが、ひょっとしたら今度も断られるかもしれない。被害者の不安を和らげることも重要だということを福田首相の方も理解すべきだと思うが、被害者側も単に「お願いですから助けてください」というのではなく、法案を作成する上で役に立つような情報を提供するというような目的をはっきりさせた上で面談を求めるべきだと思う。
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by tyogonou | 2007-12-24 01:02 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
相撲協会、朝青龍のけいこ問題視せず
<力士急死>相撲協会、朝青龍のけいこ問題視せず | エキサイトニュース
 伊勢ノ海委員長は「朝青龍は(問題となったけいこの相手の)鶴竜に、力を抜かないよう指導していた。鶴竜のほうにも問題があった」と説明。やく氏にも考えを伝え、理解を得たとしている。
もともと親方衆から出た話ということではあるが、最初この話を聞いたときには疑問に思った。けいこをつけてもらう側の力量にもよるが、本番で横綱が良く使う得意技を稽古の場で実際に受けることができるということはむしろありがたいことではないのかと思うのだ。むしろ、自分の得意技を隠して対策をたてられないようにすることの方が横綱らしからぬ振る舞いではないのか。
朝青龍にはけいこ相手に怪我を負わせた「前科」もあるし、そういった安全に対する配慮が不足しているという面も確かにあると思う。また、稽古をつける側は相手に力が付くように、相手の糧となるようにすることを第一に考えなければならず、不必要な危険を犯してはならないとも思う。
しかし、稽古でも全力を出すし相手にも要求する朝青龍の考え方にも一理はある。以前、朝青龍が稽古で高見盛を竹刀でたたいて高見盛が悲鳴を挙げた映像が話題になったことがあった。高見盛はもともとおとなしい性格の人で、そんな弱さを本番で出さないために自分をたたいて気合を入れる仕草に人気がでたのだが、普段の稽古で常にそんな気合の入った状態でいることもできず、ときに気を抜いた稽古をすることで不評を買っていると聞く。巨漢同士が激しくぶつかり合う相撲の稽古で片方が力を抜くと全力でいった相手まで危険なことになる。そういう意味では、力を抜かないようにという朝青龍の指導は正しいのだ。
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by tyogonou | 2007-12-19 23:43 | スポーツ | Trackback | Comments(0)
街頭演説
給油再開へ支持を=町村官房長官ら異例の街頭演説(時事通信) - Yahoo!ニュース
国会開会中に主要閣僚が街頭に立ち、重要法案についてアピールするのは異例。
誰の発案なのか知らないが良いことだと思う。
有権者の関心が今ひとつだったというのは生憎だし、私自身も給油再開を指示する気はないが、あまり強い権力を可能にするような資産を持たない現在の内閣が、国民の説得ということを重要視していることは民主主義にとって好ましい事態であるように思う。
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by tyogonou | 2007-12-09 23:40 | 国内政治 | Trackback | Comments(0)
公共心
<C型肝炎訴訟>補償金減額で被害者全員の救済可能 | エキサイトニュース
原告側は金額の上積みより全員救済を強く望んでおり、弁護団は「有力な和解案になる」と期待。
このため、国側は「時期を限定しなければ、救済対象がどこまでも広がる」と懸念を示している。
「救済対象がどこまでも広がる」とは人を馬鹿にした台詞だ。そうなるのは、手を打つべきときに手を打たず、被害が「どこまでも広がる」ことを許したからではないのか。
被害者皆が救済されるために自分の取り分がへることをも厭わないという原告の公共心に対して恥かしくはないのだろうか。
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by tyogonou | 2007-12-06 23:39 | 社会 | Trackback | Comments(0)