アウシュビッツは悪と反ユダヤ主義の象徴=米大統領
ブッシュ米大統領は26日、第2次大戦中のユダヤ人虐殺(ホロコースト)の象徴的存在であるアウシュビッツ強制収容所の解放60周年記念式典に寄せた演説で、この収容所は悪に立ち向かい、反ユダヤ主義と戦うため力を合わせるよう世界に再び呼びかけるものだ、と述べた。アウシュヴィッツは悪と人種差別主義の象徴なのかと思っていたが、アメリカ合衆国の見解では、アウシュヴィッツは反ユダヤであったから悪なのだということらしい。即ち、ユダヤ人以外が対象であったなら、ホロコーストは悪ではなかったということなのか。私の目にはアウシュヴィッツとアブグレイブは似通って見えるが(重大な相違もある)、善/悪=親ユダヤ/反ユダヤという枠組みで考える合衆国大統領の目には正反対に映るようだ。
by tyogonou
| 2005-01-28 01:36
| 国際
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