「エヴァ」制作会社は「不倫で誕生」告白 岡田斗司夫「英雄談扱いしてほしくない」
ファンからは「最低だ」、「そういうやつだとは思わなかった」、「斗司夫にはガッカリだよ」などと批判的なコメントが相次いだ。ファンではないからといわれればそれまでだが、私はむしろ好感をもった。 もちろん、大阪時代の岡田氏の行動は倫理的に問題があるけれども、今まで一般には全く知られていなかった(らしい)そんな事情をわざわざ自分の口から打ち明けたことは評価に値するのではないか。 「大阪にその時いたのは、俺にしても…その最低の俺にしても、山賀にしても、庵野にしても、たぶんね、この番組を見ている君らとそんなに変わらないんだよ(中略)バンダイにプレゼンして3億円とか4億円の劇場の映画作るぞって言っても、ほんとに誰ひとり信じてくれなかったんだよな。だから、なんかねぇ、あんまり英雄談みたいに考えてほしくないっていうのはあるなー」「最低の俺」と「罪」の意識を示してもいるし、言い訳がましいことを言っているわけでもないようだし、ここはむしろ、なぜあえてそんな話をしたのかという心を汲み取るべきだろうと思う。おぼろげな記憶だが、岡田氏は、最近の(といっても少し前になるが)オタクがオタクでなくなった、つまり、コンテンツを消費するばかりで再生産、再創造をしなくなったと批判されていたと思う。おそらくここの発言も、「この番組を見ている君ら」にもっと創造する側にまわって活躍して欲しいというエールなのだろうと思う。
by tyogonou
| 2012-10-09 22:07
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