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<安倍首相>長崎市長銃殺事件に絡む「週刊朝日」記事に激怒
「いくら私が憎くて、私の内閣を倒そうということであっても、これはいわば言論によるテロだと思う」と語気を強めた。実際には問題の記事では安倍首相と暴力団が(友好的な)関係にあると書かれているわけではないようだが、そう思わせるような表現方法を用いているわけで、名誉を傷つけられた首相の不快感は理解できる。 しかし、一週間前日本を揺るがした銃弾によるテロに対して首相が示した冷静さとの温度差が私には気にかかる。 もとより民主主義社会においては個人の尊厳は最大限に尊重されなければならないものだし、当事者である安部首相の怒りに対して第三者がとやかく言うべきものでもない。だが、理不尽な暴力によって命を奪われた政治家に対して見せた関心の薄さを思い起こすと、首相の怒りにはどれほどの重みがあるのか疑わざるをえない。引用したコメントにしてもそうだ。批判的な報道を「私が憎くて」なされているものとしかとれない薄っぺらさ。 人間誰もが出来るというわけでもないが、私憤を抑え公憤を先にするのは、首相の座にある人間にとっては必要な態度ではないのか? ■
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by tyogonou
| 2007-04-26 00:49
| 国内政治
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